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カテゴリ:文化
大学のブレイクも今週で終わり、来週からまた授業が始まる。ある同僚の先生はブレイクが始まる少し前から家の台所の改装工事をしていると聞いていたが、昨日電話で話したところ、工事はまだ終わっていないということだった。授業が始まる前に終わらせたかったのにと残念そう。その先生曰く、ニュージーランドでは日本のように予定通りにいかないことが多いのだそうだ。工事の人が約束した時間に来ないとか。
こういう話を聞いて、日本から来たばかりの日本人なら驚くかもしれないが、私にとっては当たり前のこと。その先生にも、 「そうですか。でも、マレーシアほどじゃないと思いますよ。」 とつい言ってしまった。クアラルンプールに住んでいた頃、修理の人や配達の人などが来るからと言って、ずっと家で待たされたあげく来なかったなどという経験は何度もあるし、私に限ったことではない。他の日本人ともよくそんな話をしたものだ。 「遅れるなら連絡ぐらいくれればいいのにねえ~。」 「向こうが約束を忘れないように、こっちから前日、それから当日にも電話で念をおさないとだめだよ。」 「1時間遅れたぐらいは、まだましだよ。」 こんな会話を思い出す。 マレーシアでは夕食会などの集まりも時間通りに始まらないのが普通である。結婚式が予定開始時刻から1時間は遅れて始まるというのは常識。それに比べ、日本人は時間をよく守る。前の職場で日本人教師の送別会が行われたとき、マレーシア時間に慣れすぎていた私は不覚にも10分ほど遅れてしまい、レストランに入ったとたん、既に席についていた同僚達の注目をあびてしまった。VIPを含め、私以外は全員時間どおりに来ていたのだった。。。 ここでも日本人の集まりには遅れないように気をつけよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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