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テーマ:ささやかな幸せ(6738)
カテゴリ:つれづれ日記
昨日は母の日でした。
朝、目が覚めたとき、娘が私の枕元で、 「ママ、母の日、おめでとう」 って、ささやいてくれました。
『おめでとう』・・・って。
「ありがとう。でも母の日は、『いつも ありがとう』って言うんだよ(笑)」
って言ったら、ちょっと恥ずかしそうに 「あ、そっか。母の日、いつも ありがとう」 って言ってくれました。
娘からは、随分前から私に、「なにか欲しいものない?」って聞いてくれていたので、それじゃあって遠慮なく、庭で履けるサンダル(娘のお小遣いでも買える安いものです)をリクエストしていたら、先週パパと買ってきてくれていました。 買ってきた早々、娘は私に見せたくてたまらず、見せてくれたついでに(?)、そのまま履かせてもらっていました。
だから、その言葉だけで十分嬉しかったんです。 朝一番に言ってくれるところも、なんとも嬉しいじゃないですか・・・。
そして、いつもと変わらない日曜日がそのまま過ぎていきました。
そうしたら夕方、遊びから帰った娘が、1人で子ども部屋で何かやっているな~と思っていたら、バタバタと階段を下りてきて、ちょっと恥ずかしそうに、 「はい、これ」 と可愛く包んだものを渡してくれました。 開けてみると、小さいノートと手紙が入っていました。 手紙には、 『ママへ いつもありがとう!! 母の日だネ!ママのこと大好きだヨ! またいっしょに遊ぼうネ ロコもかわいいね 〇〇より』 って書いてありました。 そして、 「この小さいノートは交換ノートにしようね。1冊目のはもうページがあんまり残ってないし」 って。
実は私と娘は、親子で交換ノートをしています。 娘が1年生のときから始めて、本当に気まぐれにずっと続けているので、1年間全く書いてない年もあるのですが、それでも娘の成長が見られて、私たちにとって、とても大切なものになっています。 昨日、娘もその一冊目のノートをひさしぶりに読み返して、 「1年生のときの私って、9+5も間違えて怒られてたん?(笑)」 とか・・・。 楽しいことばかりじゃなくて、怒ってゴメンね・・・って内容が多いようなノートですが、それでも、娘は、なんとなく感慨深げに読み返していました。
その1冊目のノートももう残り少なくなっていたのですが、ちゃんと気づいて、2冊目のノートを娘が用意してくれたことがなんだかとても嬉しくて。
こうやって、いつまで親子で交換ノートを書いていくことができるだろうか・・・。
私が自分の母と口を聞かない日もあったように、私と娘もそういう時期がくるかもしれない。
でもこの交換ノートを開けば、いつでも、幼かった頃のこと、楽しかったこと、私の思い、娘の思いを感じられるものになるのかな・・・。 今の私の娘への思い、このノートにしっかりと書いておこうと、強く思ったのでした。
さて、私は母の日に、遠く離れて住む義母にはカーネーションの花束と、実家の母には父の日と兼ねさせてもらって、お酒を贈りました。(「何がいい?お花?食べ物?飲み物?」って聞いたら、「飲み物がいいかな♪」って言ったので・・・。さすが私の母・・・。爆)
娘が私に向けてくれたほどの素直な気持ちは、もうとっくの昔に、どこかに置き忘れてしまった私ですが、今こうして、ここで幸せに暮らせているのも二人の母(もちろん父も)のおかげです。 面と向かっては言えないので・・・・。
「お母さん、いつも 本当にありがとう。 どうか体を大切に、いつまでも元気でいてください。 あなたの 娘より」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.12 19:12:23
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