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カテゴリ:健康・ダイエット
最近、郊外で不思議な感じの食堂を見つけた。 その店は古ぼけた、どちらかというと薄汚く、 味も期待できそうに無い店だった。
もし、ここに某中華のチェーン店があれば 迷わず、そちらを選択するであろう風貌の店だった。
あたりを見渡しても他に店も無く、 仕方なく入ることにした。 予想通り薄暗く、ここだけ時間が止まっていたように 感じるほどの古びた店だった。 どうせ、無愛想な店員で客を客とも思わない店員が、 注文をとりに来るのだろうと思っていのだが、 それには随分と期待を裏切られた。
そこに現れた店員は、決して若くも無く そしてお世辞にも美人とは言えなかった。 しかし、その人が与えてくれる笑顔には 安堵感と、不思議な魅力があった。
その不思議な魅力のせいか、 今まで、ただ薄汚いだけの感じがしていたその店が、 何か懐かしい思い出の店に変わっていったのは・・・。
店員さんによって店の雰囲気が随分変わってしまうとか、 決して上品な店ではないが、 親切な店員さんが居るのでお気に入りの店になっているとか。 このような経験をされた方は、沢山いるのではないだろうか。
そう考えると私が、お店を選ぶ時、 味だけでその店を選んでいるのでは無いような気がする。
一流といわれる店でも店員の態度が悪ければ、 一流の名が泣き。 そして、店員の態度といっても マニュアル通りの心のこもっていない態度では白けてしまいます。
私は、その時「忘れもの」を見つけたような気がした。
如何でしょう、 われわれ医療従事者も「忘れもの」があるのでは・・・・
>>>>>PS 7年前にある協会に コマが埋まらないとのことで エッセーの原稿を頼まれた その時の原稿です 整理していて出てきたので 載せました(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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