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カテゴリ:拡大視野
私の住んでいるところは、都会と呼ばれるところです。
そんなわけで、昼間はココに向かって出勤してくる人たちが大勢いて、夜はこの辺りに住んでいる人たちと交代する。 なので、いろんな人たちが交錯しているわけですね。 っていうかね。 うるさいんですケド…。 夜中になると、なぜかパトカーが到着なさいます。 それも1度や2度ではありません。 傷害事件?痴話げんか?なんだかわからないけど、外が騒がしかったりします。 以前には近所で殺人事件なんかもあったりして。 毎度毎度、おまわりさんお疲れ様です。 からだの底から叫ぶ声というのは人に不安感というか、心地良くないものを感じさせます。 タダゴトではない感じで、生命が危機に晒されている!と感じるからですかね? 群れを成す動物が誰かの雄叫びを聞いて全員が逃げ出すような、本能が逃げろ!と指示を出すような…。 おそらくヨッパライだったりが叫んでいたりするんでしょうけども…。 でもなんとなく。 私の住んでいる世界とは薄紙1~2枚を差し挟んだ、別の世界のデキゴトのように感じます。 他人事だからではなく。 目の前に、実際に階段を降りていけばすぐそこで調書を取られている人がいるんだけども。 ほらよくドラマとかで、自分は歩いているんだけど、周りの人が早送りみたいになっていて、全然すれ違っていてもぶつからず、素通りしていく…みたいな。 あれ?ちょっと違う? なんていうんだろう…。ちょっとしたズレを感じるんだよなぁ。 なんだろうね。 何か厄介ごとに巻き込まれている人がいたとして、だから自分も夜道は気をつけなくちゃ!という意識はない、というか。 豚インフルエンザに危機感を抱いている人がいっぱいいたとして、だから自分も防御しなくちゃ!と思わないというか。 素通りしていくだろうなぁ~って思っているというか。 夜道を歩いていても、木に触っていたり、星さんこんちわ♪って声を掛けていたり、まぁ他人が見たらアブナイ人なのかもしれないけど、自分自身はそれが楽しくて、ただただ幸せでホワホワしてるんだけど。 もう12時過ぎてるからどんな人がいるかわからない!怖い怖い!なんて気持ちはこれっぽっちもない(笑) ただ、守ってくれている存在が、天使さんだ!ハイヤーさんだ!とは決め付けてはいない。 なんだか、個別に名前を付けることに違和感を感じるからです。 神様を呼称で区別することにも、あまり意味を感じないのです。 別存在がそこにいるわけじゃない、と感じるから。 そういう顔を持っていたり持っていなかったり。 くっ付いていたり眺めていたり。 私自身がそうであったり、近くに存在してくれていたり。 木さんがそうであったり、星さんがそうであったり。 足元の大地がそうであったり、身体を取り巻く空気がそうであったり。 そういう意味では外で叫んでいる人さえも、そうであったり。 取り締まっているおまわりさんも、そうであったり。 えーとまぁ、とりあえず、ぜぇぇぇぇんぶ♪なんですよね(笑) ひとつの目先の事象を取り上げて吟味することに、あまり意味を感じないというか。 吟味するとは、善悪を取り決めたり、対策を練ったり、頭を悩ませたり、ということ。 それぞれが大きな繋がりでひとつなんだけど、それぞれが個性を持ってるんだなって。 個性が豊かなことと、全部がひとつだってことは、とても相反するんだけど、それがなんだか実感するんだよね~。 1本の木についている葉っぱ。 それを裏返してみると、葉脈がある。 その葉脈をよく見てみると、1本の木の形をしている。 葉っぱの大きさはそれぞれ違い、虫に食われているもの、大きく育ったもの、今芽生えたばかりのもの…。 どうして私はあの葉っぱより小さいの? なんで私だけ虫に食われてるのよ。 いろいろ悩んでいるのかな?(笑) でも1本の木にくっ付いている。 そして同じものをコピーしたように、葉脈として持っている。 個性って、そんな違いなんじゃないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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