Fiesta(フィエスタ=パーティー)
今日は、子供ふたりの終業式。そして午後からT先生のガーデンパーティーに招待していただいていて、食べ物を一品用意しなければならない。簡単なチジミヤキにすることにしていたが、下の子の要請で、今日、急遽変更して、タコスに挑戦してみることに!材料や、作り方は買い物前に、Rosaの指南をうけ、近くのスーパーまで調達に。しかし、何軒かを渡り歩かなければならない。ものすごく暑い!こ、こんなに暑い! いやがんばろう! やっぱ、メキシコの女の子がいるんだもの。ここでがんばらなければ!almuerzo(アルムエルソ=ランチ)をとったあと、Rosa,下の子私の3人で、タコスづくりに。。。すると、電話が。なんと、今日のパーチィーおでかけ用に自家用車をおいていってくれていた夫が、普段はめったに忘れ物などしない人なのに、重要なものを忘れてしまったらしい。取りにかえってから、自動車でまた仕事にいかないと、間に合わないとか!!!!どうする、自動車!とても電車バスを使って出かけられる状態ではない。しかし、とにかくタコスを作らなければ!あるていど二人にまかせられるところまでタコスづくりをすすめてから、知り合いのHさんに車にのせてもらえないかどうか頼んでみる。「 O K !」「ああ、よかった!」私が夫の電話をとってから、ことのなりゆきを心配そうにして見ているRosaに説明しなくては。やれやれ、Rosaも安心してくれた。すると、また電話が。クラブの顧問の先生から子供にかかってきた電話なのだが、またProblema(プロブレマ=問題)!もし、自家用車がある状態だったらべつにあわてて処理しなければならないこともないのだが、人に頼んできめた時間にきてもらうことになっているので、どうしてもそれまでに処理しなければならない。あああ、このタコス、どういうふうにして持っていく?飲み物も、この暑さだ。たくさん用意しなければ!その間、ヘマをやらかした本人に問題処理のため、外出させタコスの用意はそのままにして、私は何軒かに電話を。なんてことだ! よってたかって、何も今日、オヨヨなことをやらかさずとも!!!何本かの電話をとったり、かけたりしまわっているときの私の顔は、まるで鬼の様相だっただろう。タコスを作ったり、電話帳をくったり、またかかってくる数本の電話の対応をしたりしているあいだ、またまた、Rosaにことのなりゆきを説明しなければならなかった。不思議なことに、Rosaに説明するにあたっては、分からない単語はひとつもなく、Rosaもただしく理解してくれているようだ。しかし、一家の恥をさらけだすことになって、ほんとうに、Rosaとも家族になっているような感じになっていた。とにかく、問題も無事に解決し、お迎えの車にもまにあって子供だけでむかうことに。ほ。送り出したあとの台所は、全くひどい状態だった;さっさと片づけ、わたしも自転車でfiestaに合流。Rosaと子供は、タコス店をしていて、結構売れたそうだ。そりゃそうだ。おいしいもん!子供たちに、いろんな人が声をかけてきてくれて楽しくすごせたようだ。暗くなり、花火をうちあげ、盛大に盛り上がった。たくさんの日本の小中高大学生たちと交流でき、ほんとうにいい経験をさせてもらったと思う。T先生に感謝です。また、ここで特筆しておきたいのは、おばちゃんの力はすごいということ。もともと英語に堪能なおばちゃんだけでなく、英語は学校教育だけでしか勉強したことがない。そんなおばちゃんも、Rosaにどんどんはなしかけて、会話している。20年以上前に受けた教育だけをたよりに、いきなりおとずれたこういった機会でも、ちゃんと使えているではないか!いろいろ考えさせられたパティーだった。夜、したの子が持ち帰った成績表をもとに、会話がはずむ。特にちがっているのは、メキシコには「家庭科」というものが、全くないそうだ。「! Que' bonito !」(ケ.ボニート=ステキ!)と瞳を輝かせてうらやましがってくれた。さて、ついている点数は、「3」うらやましがってくれているのに、残念だ。こちらから、信じられないのは、彼女の学校では、ダンスが必修なそうだ。さすがラテン! 私たちもうらやましいかぎり。裁縫や、料理より、わたしもダンスのほうが、好きだ!とにかく、成績表をもとに、話題にひと花なさいた夜でした。(笑)とてもながいながいいちにちで、3日ぐらい生きたような錯覚をおぼえた。が、不思議なことになぜか、私は、ピンピンしてる。それでは、! Buenas noches! (ブエナス・ノチェス=おやすみ!)