中間の性
作家の高樹のぶ子さんが、タイでの性転換手術に立ち会われたことを書いておられる。(朝日新聞2009.?.?「私の収穫(4)」から)タイではこのような障害に対する偏見が随分少ない(あるいはない)ようだ。それは、「儒教などの縛りを受けない仏教的な寛容さ」ゆえのことか、とお考えのようだ。「儒教などの縛りを受けない仏教」って、わかりづらいですね。どういうことが儒教で、どういうのが仏教だなんて、私たち、わかりっこないし。興味深いのは、と、いうか、驚愕したのは、「古い仏典には、人類には四つのジェンダーがあると書かれているらしい」と、書いてはる!?四つのジェンダーって?!男男だけれど実は女女女だけれど実は男ってことでしょうか。。。真面目に信じて疑わず執り行ってきた法要自体が実は偽りの経典によるものであった!ということで、日本の仏教のことを信用できないでいる身には、「四つのジェンダー」だなんて、驚くけれども、納得もできる。そういう人たちが実際、この世に存在している、あるいは、ずっと昔から、居続けているのだから。高樹氏も、「男女二つに区分してしまうには、人類はもう少し複雑に出来ているようだ。」と、締めくくられている。「仏教的な寛容さ」という記述について、宿題。ですな。アンテナ張って生活してたら、答えらしいことがひっかかってくるかも。こないかも。^^;