「ラジオフォーラム」
スポンサーに気兼ねすることなく、本音が聴ける番組!待ってました!こんなのがなくちゃ!朝日新聞デジタル個人の寄付で番組制作からーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1月から新しい仕組みのラジオ番組「ラジオフォーラム」が始まった。企業がスポンサーになるのではなく、個人が出し合ったお金で制作されている。 発端は大阪・毎日放送の報道番組「たね蒔(ま)きジャーナル」が昨年9月に終了したことだった。原発問題を積極的に扱ってきたこの番組はリスナーから支持され、存続を求める会ができて約1千万円の寄付が集まった。番組終了後、寄付のうち866万円をもとに、放送作家の石井彰さんらが社団法人を設立。時事問題を考える番組を毎週制作し、全国35局のコミュニティーFMとカナダの日本語放送局で放送されている(日時は局による)。翌週金曜には番組ウェブサイトでも公開される。 パーソナリティーはアジアプレスの石丸次郎さん、反貧困ネットワークの湯浅誠さんらが務め、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教に話を聞くコーナーもある。第6回(16日から放送、22日にウェブ公開)は「震災とメディア」について、ノンフィクション作家の吉岡忍さんと石井さんが話し合った。石巻湾のホヤ漁を取材中の吉岡さんとの話は盛り上がり、収録時間を軽々と超えてディレクターが頭を抱える事態に。スポンサーに気兼ねすることなく、本音が聴ける番組として長く続いてほしい。