お医者はたいへん。。。
このごろ、朔太郎といえば、セカチューの「サクちゃん」から連想する人が多いのだろうか?奈良の放火事件の少年のおかれた立場も苦しいものだったに違いないのだけれど、あの事件から、詩人萩原朔太郎のことを思ったり、する。-------------------------------以下 朝日新聞2005,11,7から--朔太郎が幼時に直面した陰惨な現実を、長女で作家の故萩原葉子が「朔太郎とおだまきの花」(新潮社)で明かしている。神経質な朔太郎を医家の跡取りにするため、厳格な父はショック療法として自宅の医務室で死体解剖を見せた。未就学児にとってこれほどむごい現実はない。朔太郎は熱を出し、悪夢にうなされ続ける。成人して、脳に巣くう怪物を追い出すには詩作しかなかった。-----------------------------------------------------------------------お医者のおうちは、たいへんだな。。。一代目は、いい。後続の人たちは、たいへんだ。特に、お嫁さんになった日にゃぁ~、お医者にならせてあたりまえの世界なんだから。にしても、セカチューの「サクちゃん」の親って、かわってるな。朔太郎のファンだかなんだかだって、まさか、自分の子どもに、その名をつけるなんて。私の、彼の詩からうける印象は、「墓」。とか、「死体」。(汗)もちろん、人はそれぞれ、ちがったイメージでとらえるだろうけど。。。。名前を子どもに、つけるか?