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カテゴリ:レストラン
11月2日~6日まで 高田馬場 リストランテ文流にて行われている、ジュゼッペ・パッパラルドシェフの シチリア料理フェアにいってきました! シェフはシチリアはシラクーザの司厨士協会の会長であり、プロの料理人を育成する学校の校長でもある人なので、お料理に対する、考え方、哲学、文化、歴史等々、お話は本当に楽しかったです。 上の写真はクスクスを作っているところ。クスクスはアフリカやアラブ諸国のイメージがありますが、シチリアって海を越えたらすぐそこはチュニジアになってしまうんですよね。また、歴史的にも、シチリア料理はアラブの影響を色濃く受けているため、料理もどこかアラブの香りがするものがたくさんあります。 ”シチリア料理っていったらクスクス食べないと!”と思い、もちろんこの日もクスクスを注文したのですが、後でシェフがいらしたときに、”クスクスを作るところが見たかった!”と、いってみたところ、”ここで今見せてあげるよ!”と快く、デモンストレーションをしていただきました。 そのときには、アラブやアフリカではクスクスは肉料理と共に食べられるけれども、シチリアでは、海を渡って伝わった料理、”船乗りの料理”なので、魚の煮込みと共に食べるのが一般的であることや、シチリアの中でも、クスクスで有名なトラパニでは今でも行事があると手作りのクスクスを作る人が多く、毎年”世界のクスクス祭り”が行われていること、そのほか、哲学にいたるまで丁寧にお話をしていただきました。(クスクスだけで4時間でも5時間でも話せるよ!とシェフ。そのサービス精神に感謝!) 毎年何回か、さまざまな視点でフェスタを行っている リストランテ 文流。イタリア料理を食べながら、その文化や歴史にまで触れられ、さらにイタリアが好きになっていきますよ! リストランテ 文流 TEL 03-3208-5447 イタリア料理を習うなら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.05 00:10:26
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