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カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
久しぶりに旅行記です。 前回やっとラツィオ州ローマからプーリア州バーリまで飛行機で。朝の飛行機でしたが、案の定1時間遅れで出発。イタリアに定刻出発という奇跡は起きないのでしょうか? バーリの街はプーリアの中でも大きいのですが、今回は素通りしまして、ひたすら南、レッチェまで移動です。 途中、ポリニャーノ・ア・マーレという街により、お昼を食べました。 この辺は、海岸沿いに波で侵食されてできた洞窟がたくさんあり、それを利用した、ホテルやレストランなどが有名な町です。 そのなかでも、”GROTTA”というホテルはとても評価が高く、宿泊は無理でも、せめていい眺めを見ながらお昼でも・・・・ということでちょっと奮発しました! どうですかこの眺め! レストランはなんと左端に見えている階段を下りたところにあるので本当に洞窟の中。 こちら↓ちょうど階段の上からとった写真。 このレストランに地上から行くには、ひざが笑ってしまうくらいの階段を下っていかないといけないのですが(もちろんエレベーターなんてものは存在しません)、実は海からも入れるらしく、いつかは海から登場したいなぁなんて思いました。 ここで食べるべきものは、やっぱりなんと言っても生の魚介類でしょ! ということで、生の魚介のアンティパスト盛り合わせをオーダー! そもそも、プーリアにいきたいなぁと思ったきっかけが、”プーリアでは、生のコッツェ(ムール貝)を食べる”と聞いたからです。 なんだか、海外で生の貝。しかも夏なんて結構勇気が入りますが、そこはチャレンジ精神旺盛なもので、しっかりいただきました。 真ん中にある、真っ赤なのがムール貝。ムール貝でもやはりいろいろと種類があって、生食できるもの、できないものがあるので、間違ってもそこらへんのムール貝でチャレンジしないでくださいね! お味は・・・まずくない!が正直な感想です。というのも、左にある、大きなアサリのような貝がまた珍しく、プーリアにしかいないのだそうですが、ノーチ(くるみ)という名前がついている貝で、これが味がしっかりしていておいしい!また、右の牡蠣も磯の味がしておいしい!ということで、実はムール貝がぼや~っとしか覚えていません。 このほか、セッピア(もんごういか)、アカ海老、白身のお魚(ナンだったか思い出せません)もあったのですが、いかがぷりぷり。今までに食べたことのないような食感で感動しました。 ”やっぱり、海辺はいいなぁ。トスカーナは肉・肉・肉だもんなぁ”なあんて思いながら、これからのプーリアの旅に期待を馳せておりました。 しかし・・・ひとつだけ気になることが。とーっても有名なレストランなのに人っ子一人いないのです。お昼時なのに・・・どうして?なぜ?と思ったのですが、さすがに店員さんに ”なんですいているんですか?” なんて聞けっこないので、なぞのまま。 この謎が、この後南イタリアをなめてかかった私に災いをもたらすのでした・・・・ (謎は何てことないのですが、次回のブログで・・・) でも、お料理はおいしいし、景色はいいし、ちょこっとセレブな気分で、いつかはホテルにも泊まりたい!と心に決めてバロックの街レッチェに! ということで、次回はレッチェです!
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