カテゴリ:富士山資料室
<富士の和歌・足利義政将軍・飛鳥井宗世>
<『日本随筆集』「塩尻下巻」所収>
○遠州汐見坂は、いと面白き境地なり。 狂瀾(なみ)風なきに渡りて潮音怒雷をなし海色白雪を砕く 「御覧記」等に和歌あり
富士 義正将軍 今ははやねかひもちぬる汐見さか こころひかれし富士を詠みて 御発句 秋寒み富士のねも見つ汐見坂 また飛鳥井宗世明応八年五月東行の時
汐見さかこころひかれし富士もみつ 今はみやこをさしてこそさせ
○月のゆふべ三昧堂に念仏しけるに、紀斎名の勧学会の侍序に 念仏楽之尊一夜山月正面 といへるも思ひ出られ侍る。
霧はらふむかひの岡のあきかせに月落かかる富士の遠山 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月22日 15時42分43秒
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