カテゴリ:松尾芭蕉資料室
参考資料 芭蕉の水役の事 芭蕉水役について 『増訂 武江年表』昭和43年刊 (斎藤月岑著・金子光晴校訂 東洋文庫116 平凡社 )一部加筆 ★芭蕉の関与 中古神田上水御再修のとき、藤堂家より御手伝ひとして、松尾忠左衛門(一説甚七郎ともあり。俳師芭蕉翁の事也)掘わりの普請奉行たりしといへり(『俳家奇人談』には、此の時傭夫となりしと云ふ。文壇より少し上の方に竜隠庵といへる庵室ありしも、芭蕉翁此の地を愛して旧址をとゞむるといへり)。此の事世上に伝ふるをもて按ずるに、翁は寛文十二年九月始めて東武に下るといひ、又薙髪したるは丁年置いて延宝二年なりと。されば翁が俗体にて江戸にありしは僅かに一年の余なり。此の頃御普請の事行はれしなるべし。
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最終更新日
2021年04月22日 05時15分17秒
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