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2019年06月03日
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カテゴリ:松尾芭蕉資料室
芭蕉発句「あ」の部
足駄はく僧も見えたり花の雨
扇にて酒酌む影や散る桜
明ぼのや白魚白き事一寸
鮎の子のしら魚おくるわかれかな
青柳の泥にしだるゝ汐干かな
あらたうと青葉若葉の日のひかり
青葉して御目の雫拭はゞや
有がたき姿拝まむかきつばた
海人の顔先づ見らるゝやけしの花
菖蒲草足にむすばん草鞋の緒
青さしや草餅の穂に出つらん
紫陽花や帷子時の薄浅黄
紫陽花や藪を小庭の別座敷
朝露によごれて涼し瓜の泥
あつき日を海に入れたり最上川
あつみ山吹浦かけて夕すゞみ
秋近き心のよるや四畳半
有がたや雪をかほらす南谷
あら海や佐渡に横たふ天の川
あの雲は稲妻をまつたより哉
朝顔に我は飯くふをとこ哉
朝がほは酒もりしらぬさかり哉
朝がほや晝は錠おろす門の垣
朝がほは下手の書くさへあはれなり
青くても有るべきものを唐がらし
海郎の家は小海老にまじるいとゞ哉
栗稗にまづしくもなし草の庵
明ぼのや二十七夜も三日の月
あさむつや月見の旅の明はなれ
秋もはやはらつく雨に月の形
あの中に蒔き絵書きたし宿の月
秋を経て蝶もなめるや菊の露
秋風の吹とも青し粟のいが
秋風や藪もはだけも不破の闘
秋風に折れてかなしさ桑の杖
あかあかと日はつれなくても秋の風
朝寒も誰松島の片ごゝろ
秋の夜をうち崩したる咄かな
秋十とせかへつて江戸をさす故郷
秋深き隣は何をする人ぞ
秋に沿うて行かばや末は小松川
秋涼し手ごとにむけや瓜茄子
有難やいたゞいて踏む橋の霜
あら何ともな昨日も過ぎてふぐと汁
あそび来ぬ魨釣りかねて七里迄
有明も三十日に近し餅の音
あさよさを誰まつ島ぞ片心





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最終更新日  2021年04月16日 18時38分58秒
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