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2019年06月06日
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カテゴリ:富士山資料室
富士山と周辺火山の噴火・災害記録(参照、「日本の火山災害」村山磐氏著1977著ほか)

○718年頃(養老二年頃) 噴火
○781年(天応元年)8月 噴火一降灰
○800~801年(延暦十九~二十年)、山頂において噴火
○800年(延暦十九年)四月十五日噴火、このとき猿橋溶岩流流出か
「……去る三月十四日(新四月十五日)より四月十八日まで、富士山の山頂自ら焼く、昼煙気によって暗冥、夜火光によって天を照らす、其の声雷の如く、灰雨の如く下る、山麓の川水皆紅色なり、……(日本後紀)
○ 826年(天長三年)、噴火。「冨士山や焚く(寒川神杜目記録)」
○ 853年(仁寿三年)、異常?
○ 858年(天安二年)、異常?
○ 859年(貞観元年)、異常?
○ 864~866年(貞観六~七年) 北西山腹において噴火
864年六月に噴火し、火山砕屑物を多量に噴出。また、青木ケ原溶岩を流出し、北西に流れたものは木栖湖に達し、また当時、「劃の海」と称した湖を精進湖と西湖に二分し、北東に流れたものは吉田付近に達する。この溶岩流で人家埋没、湖の魚に被害あり。「……駿河国富士大山、忽ち暴火有り、土礫石硫れ、八代郡本栖並びに剗(セ)の両水海埋まる、水湯の如く熱せられ、魚皆死す、宅に居る百姓、海と共に埋まる。-…・(三代実録)」
○ 870年(貞観十二年) 噴火
○ 932年(承平二年) 噴火一浅間神社焼失
○ 937年(承平七年)  噴火
○ 952年(天暦六年)  噴火
○ 993年(正暦四年)  噴火
○ 999年(長保元年)  噴火
○ 1017年(寛仁元年)  噴火
○ 1020年(寛仁四年)~1059年(康平二年)  噴火
○ 1033年(長元五年)  噴火
○ 1083三年(永保三年)三月二十五日、いずれも噴火。
○ 1181年(養和元年) 崩壊
○ 1252~1266(建長四~文永三年)、噴煙
○ 1331年(元弘元年) 八月十九日、地震、崩壊
○ 1338~1353(延元三~文和二年) 、噴煙
○ 1511年(永正八年)  噴火
○ 1560年(永録三年)  噴火
○ 1627年(寛永四年)  噴火
○ 1700年(元禄十三年)  噴火
○ 1707年(宝永四年)十二月十六日 大噴火
●十二月十六日(旧十一月二十三日)から十二月三十一日(旧十二月八日)までの半月にわたって南東山腹の火口(宝永火口)において大爆発。この大  噴火は、江戸にまで次のような影響を与えた。
●十二月十五日(旧十一月二十二日)、十四時頃から地震頻発約三十回
●翌十六目、十時頃爆発、強い空振を感じる(山麓富士郡では気絶者もあった)。このとき黒煙を発生する。
●十三時頃から降灰があり、十六時頃夕暮のように暗くなる。夕刻から降灰が一センチほど積もる。
●十七日、五時頃から十時まで断続して空振強く、南西方に電光が見える。二十時頃やや強い地震が発生し、以後ときどき弱い地震が発生する。南方に電光、またときどき雷鳴があった。
●十八日、南方においてときどき鳴動があり、十四時頃から空の半分は曇り、南東の空は霧が発生したようになって近くの家も見分けにくい程になる。十六時頃から降灰があって、翌朝三時まで続く。
●十九日、九時頃から黒煙が次第におおい、前日よりも大きい粟粒大の降砂があった。
●二十日、十六時頃から黒い降砂。夜中にときどき空振があり、雷鳴も少し聞える。
●二十一日、九時頃空振が強かった。夜中に南西方でときどき雷鳴があった。
●二十二日、二十三時頃から降砂。
●二十三日、三時頃にときどき空振があり、また、しばしば電光や雷鳴があった。二十二時頃から約一時間少量の降砂があった。
●二十四日(旧十二月一日)、降砂。
●二十五日、降砂。
●二十七日、朝、隣家もわからないほど煙霧が濃かった。十二時すぎ地震があり、十二時頃と夜半に降砂が少々あった。
●二十八日、四時頃弱い地震があったが、降砂はその後止んだ。
○1708八年(宝永五年)二月二十四日噴火?
○1709年(宝永六年)一月十六日、噴火?
○1809年(文化六年)十月三日、崩壊
○1825年(文政八年)七月二十六日、鳴動。
○1834年(天保五年)五月十六日、山津波。
○1939年(昭和十四年)十月、地震群発。
近年、富士山は静かだが、まったく休止しているわけではなく、もし富士山が噴火したなら、束京にまで宝永大噴火のように灰や砂が降り、交通機関などに大障害を来たすことと思われる。





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最終更新日  2021年04月16日 08時11分22秒
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