カテゴリ:俳諧人物事績資料
いつを昔 『俳文学大辞典』
俳讃撰集。其角編。元禄三(1690)去来序。湖春(季吟息)跋。 書名は、其角の「新月やいつを昔の男山」の句による。諸家の発句を天象・地儀・居所などの一〇題一〇〇句、感心・魚部・旅などの交題一〇〇句の二〇〇句、舎利講十如是の発句などテーマのある連作、其角の貞享五年(1688)上方の旅の成果、去来・嵐雪・其角の三吟歌仙ほか三歌仙を収める。小冊子ながら作品の配列もおもしろく、元禄初期の蕉門俳書としてまとまった撰集である。また、湖春の跋には其角の俳諧観がうかがわれる。云々 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月13日 13時37分35秒
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