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2020年09月05日
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カテゴリ:松尾芭蕉資料室

芭蕉 関連史跡 資料館ガイド 中部

 

 『歴史読本 3月臨時増刊』

 「江戸三代俳人 芭蕉・蕪村・一茶」

  平成8・38

芭蕉・蕪村・一茶 関連史跡 資料館ガイド

 一部加筆 山口素堂資料室

 

 貞享五年八月、芭蕉は更科の名月を志して旅立った。中山道を美濃路から木曾に入り、姥捨の月を賞し、善光寺に詣でた。

 

 〔信濃観月苑〕

 立峠、猿ケ馬場峠を越え、名月の夜を

銕捨にすごした芭蕉は、

 

俤や姥ひとり泣く月の友

 

と詠んだ。

 文化六年(一八二三)八月十五日、一茶も銕捨にのぽり、

 

  けふといふ今日名月の御側かな

 

と詠んでいる。

 多くの歌人、俳人を魅了した姥捨山の名月の美しさを、いまに再現しようと建設されたのが「信濃観月苑」である。月の館・観月堂・茶室の三つからなり、月の夢殿とも呼ばれる。観月苑には芭蕉をはじめとする歌人・俳人の作品が収蔵・展示されている。旧麻績(おみ)宿には東講や浪花講の定宿「はなや」の跡があり、

 

ひょろひょろと猶露けしや女郎花

  身にしみて大根からし秋の風

 

という芭蕉句碑が立っている。

 

  






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最終更新日  2020年09月05日 18時54分19秒
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