カテゴリ:バレーボール
スポーツの共通点 千葉県 芝山東小学校 六年 沢田智美
第十回(1990年)小学生バレーボール大会記念 「バレーボールの作文」コンクール 入集作品 日本小学生バレーボール連盟
千葉県 芝山東小学校 六年 沢田 智美
「よし、やってみよう。」 考えた末にこの結論を出した。この結論が、私と、バレーボールとの出会いだった。 入部するとすぐに、たくさんの友だちが出来た。初めのうちはボール拾いだった。だけど、バレーボールを始めたころの生活はとても楽しかった。でも、だんだんと三年生のほとんどの人がこなくなってしまった。そんな日が続くと、いやになってきた。私は、「どうしてみんなこないのかな。」と思った。そして、とても悲しくなってしまった。そう思うと、私まで行きたくなくなってしまった。それから、何日間も休んだ。行きづらくなって、何回もやめてしまおうと思った。 「でも、まだ入ったぱかりだしなぁ。」と、迷った。そんな時、今のこもんの先生や友だちと出会った。これが木当の私とバレーボールを結ぶきっかけとなった。そして、先生とみんなでこう約束をした。 「みんなで手をつなごう。みんなの心を結んで一つにしよう」 その言葉で、私はとてもやる気が出てきた。そして、全身が熱く燃えるようになった。今すぐにでもやりたいと思えてきた。今にもはちきれそうに、エネルギーがわいてきた。 そして、四年生になった。「今までの、この人数じゃ少なすぎる。もっと増やさなければ。」と思った。私は困った。そして、クラス中の友だちに声をかけた。声をかける時、とても緊張してしまった。全身が凍りつくように固くなって。でも、わずかな人数だが、バレー部に入部した。私には何よりもうれしかった。飛びはねたいくらいに。そして、ますます、バレーボール生活が楽しくなってきた。 五年生になった。 五年生になると、ますます新入部員が増えてきた。みんなと約束をした。 「めざせ、千葉県優勝、全国大会。」 しきしにも書いた。そのまわりには、一人一人の言葉が書いてある。そして、それがみんなの心を一つにした。毎日毎日そのしきしを見る。そうすると、ファイトがわいてくる。 「みんなと力を合わせてごフイオンカップをめざしてがんばるぞ。」 と私は、心の中で自分に言い聞かせて、寄せ書きを見る。 そんな毎日をすごすと、みんなでライオンカップの優勝を目ざして、がんばっている心がいっそう燃えでくる。でも、心だけではない。体全身が無くなっているような気がする。いま、『私たちは、一つの目標に向かって達成できるようにみんなで力を合わせている。力を合わせられるのは、仲が良いからだと信じる。私は、ライオン・カップの大会があることが、全国のバレーボールをしている小学生にはとても幸せなことだと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月14日 19時12分56秒
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