カテゴリ:松尾芭蕉資料室
芭蕉文集 閑居箴(かんきょのしん)
あら物ぐさの翁や、日ごろは人の訪来るもうるさく.人にもまみえじ人をもまねかじと、あまた旅心に誓う。なれど月の夜雪のあしたのみ、友のしたはるゝもわりなしや。ものをいはず、ひとり酒のみて心にとひこゝろにかたる。庵の戸おしあけて雪をながめ、又は盃を取て筆をそめ筆をすつ、あら物ぐるはしの翁や。 酒のめばいとどねられねよる雪 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月27日 07時57分00秒
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