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2021年11月11日
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カテゴリ:松尾芭蕉資料室

芭蕉の俳句 アの部

    

俳書大系 『芭蕉 蕪村 一茶 全句索引』

   勝峰普風氏著 昭和四年刊

   一部加筆 山口素堂資料室

 

アヲク 青く

(類聚) 青くてもあるべきものを唐辛子

  (睦奥) 青くてもあるべき物を唐がらし

  (古學) 青くても有べき物をたうがらし

  (集成) 「青くても有べき物を」の連句

  (瀧川) 「青くても有べき物を」の連句

 

アヲサ

(類聚) 青ざしや草餅の穂に出つらん

  (虚粟) 青さしや草餅の穂に出つらん

 

アヲハ 青葉

(類聚) 青葉して御目の雫拭ばや

  (笈日) 青葉して御目の雫拭ばや

  (集成) 「青葉より紅葉哉けり一の連句

 

アヲヤ  青柳

(類聚) 青柳の泥にしだるゝ潮干哉

  (沢俵) 青柳の泥にしだるゝ塩干かな

  (陸奥) 青柳の泥にしだるゝ汐干哉

  (伊達) 青柳の泥にしだるゝ汐干哉

  (青柳) 青柳の泥にしたるゝ汐干かな

  (滑稽) 青柳の泥にしたるゝ汐干かな

 

アカア 赤々

 

(類聚) 赤々と日はつれなくもあきの風

  (奥細) あか/\と日は難面も秋の風

  (いつ) あか/\と日はつれなくも秋の風

  (陸奥) あか/\と日はつれなく秋の風

  (卯辰) 赤々と日はつれなくも秋の風

  (落葉) あか/\と日はつれなくも秋の風

  (寂栞) あか/\と日はつれなくも秋の風

  (寂栞) あか/\と日はっれなくも秋の風

  (枇杷) あか/\と日はつれなくも秋の風

  (古學) 赤々と日はつれなくも秋の風

  (茶話) あか/\と日はつれなく秋の風

  (頭陀) あか/\と日はつれなくも秋の山

  (集成) 「あか/\と日はつれなくも」の連句

 

アカツ 曉

(集成) 「曉や雪をすきぬく」の連句

 

アキヲ 秋を

(類聚) 秋をへて蝶もなめるや蜀の露

  (笈日) 秋をへて蝶もなめるや菊の露

  (小文) 秋を経て蝶もなめるや菊の露

 

アキカ 秋風

(類聚) 秋風に折て悲しき桑の杖

(文集) 秋風に折てかなしか桑の杖

(笈日) 秋風に折て悲しき桑の杖

(本朝) 秋風に折てかなしき梁の杖

(吸茶) 秋風におれて悲しや桑の杖

(古學) 秋風に折れてかなしき桑の杖

(集成)「秋風に折れて悲し」の連句

(類聚) 秋風のふけども悲し粟のいが

(三后) 秋風の吹ども悲し栗のいが

(類聚) 秋風の鎧戸の口やとがりごゑ

(類聚) 秋風や藪もはたけもふはの關

(甲子) 秋風や薮も畠も不破の關

(小文) あき風や藪もはたけもふはの關

(はせ) 秋風や薮も畠も不破の關

(也哉) 秋風や薮もはたけも不破の關

(三后) 秋風や桐に励てつたの霜

 

アキキ

(類聚) 秋家にけり耳をたづねて秋の風

(落葉) 我家にけり耳を尋ねて秋の風

 

アキサ 秋寂し

(韻塞) 秋さびし手毎にむけや瓜茄子

 

アキス 秋凉

 

(類聚) 秋すゞし手毎にむけや瓜茄子

(奥細) 秋涼し手毎にむけや瓜茄子

アキタ 秋立

(集成) 「秌立で干瓜辛き」の連句

(江鮭) 「秌立て于砥辛き」の連句

 

アキチ 秋近き

類聚) 秋ちかき心の寄や四畳半

(書翰) 秋ちかき心のよるや四畳半

(集成)「秋ちかき心の寄や」の連句

 

アキト 

(類聚) 秋十とせ却て江戸を指古郷

(甲子) 秋十とせ却て江戸を指古郷

 

アキニ 秋に

(類聚) 秋に添て行けばや末は小松川

(陸奥) 秋に添て行ばや末は小松川

 

アキノ 秋の色 秋の風 秋の暮 秋の夜

(類聚) 秋のいろぬかみそつぼもなかりけり

(書翰) 秋の色ぬかみそつぼもなかりけり

(世説) 秋の色ぬかみそ壺もなかりけり

(類聚) 秋の風伊勢の墓原猶すごし

(華掴) 詠の風伊勢の墓原猶すごし

(去来) 秋の風伊勢の墓原猶すごし

(ばせ) 秋の暮男は泣ぬものなればこそ

(類聚) あきのくれ客か亭主か中はしら

(随斎) 秋のくれ客か亭主か中桂

(集成)「秋の暮行先々の」連句

(書翰)「秋の暮行先々は、の連句

(笈日)「秋の暮行先々の」の連句

(笈日) 秋の夜を打崩したる咄かな

(枇杷) 秋の夜を打崩したる咄かな

(集成)[秋の夜をうち崩したる]の連句

 

アキフ 秋深き

(類聚) 秋深き隣は何をする人ぞ

(笈日) 秋深き隣は何をする人ぞ

(陸奥) 秋ふかき隣は何をする人ぞ

(翁反) 秋ふかき隣はなにをする人ぞ

 

アキモ 秋もはや

(類聚) 秋もはやはらつく雨に月の形

(笈日) 秋もはやはらつく雨に月の形

(宇陀) 秋もはやばらつく雨に月の形

(三后) 秋もはやはらつく雨に月の形

(集成) [秋もはやはらつく雨に]の連句

 

 

アキヤ 秋や

(類聚) 秋や須磨すまや秋知る炭日和

 

アクヲ 灰汁

(集成) 「灰汁桶の雫やみけり」にの連句

(猿蓑) 「灰汁桶の雫やみけり」の連句

 

アクヤ

(集成) 「飽やことし心と臼の」の連句

 

アケホ 曙

(類聚) 明ぼのやしら魚白きこと一寸

(甲子) 明ぼのやしら魚しろきと一寸

(三冊) 明ぼのや白魚白き事一寸

(嵐亭) あけぼのや臼うを白き事一寸

(類聚) あけぽのやまだ朔日にほとゝぎす

(小文) あけぽのや廿七夜も三日の月

 

アケユ

(類聚) 明行や二十七夜も三日の月

アコク

(類聚) あこくその心もしらず梅の花

 

アサカ あさがお 蕣 

(類聚) あさがほに我は食くふをとこ哉

(書翰) 朝顔に我は食くふ男かな

(虚粟) あさがほに我は食くふおとこ哉

(類聚) あさがほの花に鳴行蚊のよはり

(類聚) 朝がほは酒盛しらぬさかり哉

(書翰) 朝顔は酒盛知らぬさかり哉

(曠野) 朝兒は酒誤しらぬさかりかな

(笈日) 朝がほは酒盛しらぬさかり哉

(類聚) 蕣は下手のかくさへ哀也

(いつ) 蕣は下手のかくさへ哀也

(類聚) 蕣も又我が友ならず

(類聚) 朝がほや晝は鎖おろす門の垣

(文集) あさがほや晝は鎖おろす門の垣

(藤實) 蕣や晝は鎖おろす門の垣根

(炭俵) 朝兒や晝は錠おろす門の垣

(小文) あさがほや晝は鎖おろす門の坦

(宇陀) 朝顔や晝は鎖おろす門の垣

(三冊) 朝兒や晝は錠おろす門の坦

(本朝) 朝がほや晝は鎖おろす門の垣

(集成) 「朝顔や夜は明きりし」の連句

 

アサチ 朝茶

(類聚) 朝茶のむ僧しづかなり菊の花

(ばせ) 朝荼のむ僧静也菊の花

 

アサツ 朝露

(類聚) 朝露によごれて涼し瓜の土

(続猿) 朝露によごれて涼し瓜の土

(笈日) 朝露によごれて涼し瓜の泥

(三冊) 朝露によごれて涼し瓜の泥

(青根) 朝露によごれて涼し瓜の泥

(落柿) 朝露によごれてすゞし瓜の泥

 






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最終更新日  2021年11月11日 16時00分22秒
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