さてもさても

危なっっ！！

あぶなく見逃すところだったぜイ。【けいせい浜真砂】。

まずはお目当ての【一條大蔵譚】

何と言っても、吉右衛門さんの底抜けに見事な阿呆っぷりしょ！（笑）
これってホメ言葉になるのでしょうか？
なるんです！！
なぜなら、本当はとても賢いから。そして、カッコイイから！！

ココでも、やっぱり梅玉さん。
魁春さんを連れ添って「オイ、オイ、どぉーなってんのぉ？」的な。
んでもって、常盤御前の真意を知ったところでキリリッ！ってね。

ところで、『死んでもほうびの金がほしい。』って言う勘解に
「どこまでも、お前ってヤツは…」みたいなコト、一條大蔵が言ってたけど―本心でしょうか？
自分には最後の強がり、男気みたいに聞こえるんだワ。
つーことで、自分にとっては、いなせな天晴大好きキャラの勘解（「矢口渡」の頓兵衛も好きだ）
で、段四郎さん。うん。

さて、只今３０分間のランチタイム。

今月昼の部は幕見です。

どーするっ！たった５分の為に３０分待つのか？帰ろか？
でも雀右衛門さんだしナ！…見よ。

正解。

大薩摩でテンションあがって、浅葱幕の奥からどーん！！

『絶景かな。絶景かな～。』

おぉ、おぉぉ、絶景じゃ～！！
嗚呼、何と有意義で贅沢な５分間。
５分だからイイ。
だって、この後２０分かけてセット組みかえるんですよ。
良い意味でおバカでしょ。こういうの大好きです！

思いっきり拍手を送りました！
雀右衛門さんに！吉右衛門さんに！―そして
大道具さんに！！