さてもさても

『どこへ行こうとしているのかって？
そんなの分かってる人間なんていませんよ。』

主人とそれに従えるジャックの目的のない旅。
何気ない会話から、何気な～くオンナの話題になって
過去に出会ったオンナの事を、ざっくばらんに語り合う。

これぞ男同士の会話ッ！（笑）
それも「それは、どぉ～なの？」ってぐらい、フラチな行い。
だけど、少年のように無邪気に盛り上がる２人は何とも微笑ましく、羨ましい！
主従関係にあるっていうのにね。

そして、２人の物語は展開していく
どこぞのヘボ作家が書いた戯曲に従って―

『そういうコトはすべて天に書かれているんだって。』

不思議と肩の重さも、すぅ～っと抜けていくセリフ。
観劇後、じわじわと沁みてくる心地良さ。
これから先の自分の旅もなんだか気楽だ（笑）！

原作、読んでみようかな。