チェーホフ読んだのは、ほんの数年前のことで
そう、没後100年とかで「やってますよぉ~。」って感じにフェアやってた頃。
有名な人だし、とりあえず一度ぐらいは読んでおこう、って。
頭の隅ッコにある”スゴイ戯曲”っていうのが邪魔してか
いまだスゴさを感じ取れないでいる自分(泣)。
だから、見る!!
でもやっぱり、スゴさはわかりませんでした。
面白さもわからないけど、つまらなさもわからない
困ったもんだわ、チェーホフ。いや、自分(笑)
♪タン、タン、タ・ターン、タ・タ・タ、タ・ターン
いつまでも耳に残る心地よいメロディ。
劇中何度か合唱されるんだけど、場面によって全く違う曲に聴こえてきます。
けど(?)、一幕目終わりに流れた時に受けた印象は
アンドレイとナターシャの二人の恋を、まるで祝福しているようで…
あとから考えると、「ここが始まり。」みたいなコトかなぁ、と思ってみたり。
ヴェルシーニンは少し存在感が薄いのかなぁ
どこか憎めないナターシャには初めて出会って、これもアリかなぁ、と思ってみたり。
ともあれ、”自分にとって”は
「あっ!そうか。」「なるほどねぇ~。」という発見と
「う~ん、どうなんだろう?」と、また考え込んでしまう(これが面白いんだよね!)
そんな、チェーホフでした。