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さてもさても

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2008年05月17日
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カテゴリ:演劇

sayonara.JPG

”ハードボイルド。男の世界。いつ誰にヤラれるか分からない毎日。極度の緊張感。”

↑な、懐かしい。「三宅裕司のヤングパラダイス」木曜オープニング。(世代バレバレ?)
ついつい思い出して書いてしまった(汗)。まさにそんな世界。もちろんコッチはシリアス。
惚れた!!

天井まである大きな窓のガラスはどれも割れて、外に覆い茂ったツタで日射しを遮り薄暗い室内。
大きなテーブルに、型もまばらな複数のインダストリアルスツール。
壁際に2人掛けのレザーソファ、役目を果たさない冷蔵庫。
そんな忘れ去られた場所で
4年前失敗に終わった強盗計画で唯一捕り、刑務所で勤めを終えた1人の男の呼びかけに
黒いスーツをまとった男女7人が再会する。
刑務所で意気投合した男とその仲間も加わり、「リベンジ」の為の新しい計画がはじまる。

自分が書けるのはココまでぇ、つーかただの出だし部分(泣)
チカラも無いのもそうなんだけど、10000文字という制限じゃ
とてもとても書き切れない、二転三転する話の展開にお手上げ!
布石も巧みな上に、緊迫した心理戦。歪む顔。問答無用でグイグイ引き込まれた。
しかし個性的なこの面子。本当になんかヤラかしそうだわ(笑)

悔しいな。

最後の最後まで犯人分からんかったわ。
いや、お茶の間のサスペンスドラマ好きなおばちゃんが言う
「コイツと見せかけておいて、実はコノ優しそうなお兄さんが犯人なんじゃないの?きっとそうよ。」
みたいな、お気楽極楽的発想じゃあなくって
他人の心の痛みの分かる人だったら、少なくとも気になる存在ではあったのかなぁ、って。
まったくノーマークだったもんな。どうなのよ、自分。(笑)
そして…

躊躇いのある人間の銃を持つ腕は、プルプルと小刻みに震え
犯した罪の重さに気付き、確信した銃口はいともあっさりと的に向けられ―

渋い!かっちょエエッ~!!
「I WILL FOLLOW HIM」を聞く度に、この芝居のこと思い出しそう。






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最終更新日  2008年05月20日 08時58分07秒



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