祝!!キノコ18周年!
おめでとうございます。
とってもキリの悪い今年にお披露目するのは、いままでのキノコの集大成
オイシイ所をぎゅうぎゅうに詰め込んだ、その名も題して『珍しいキノコ大図鑑』。
まずはロビーで3人のフラダンサーがお出迎え。
つられてそれっぽい動きをするお子様。
和むっ!暑さ吹っ飛ぶっ!
そうそう、この頃「暑ぢぃ、暑ぢぃ~。」と、家ん中をゴロゴロのたうち回ってたっけ。
でも、キノコのダンスを見ていると、そんなダラダラな動きも
「これもひょっとしてダンス?」って勘違いしてしまいそう。
ゆるゆるだぁ~(笑)
『忘れないうちに。』
20周年を待たずしての今回の公演。
カテコ、カテコの後で伊藤千枝さんのご挨拶。
『これで解散か、みたいになってしまったけど
2世代、3世代と(←妊娠されているダンサーさんがいたので)受け継がれて
まだまだキノコは続けていきますので、これからも応援よろしくお願いします。』
ぜひぜひ、これからもウチらに元気分け与えて下さいっ!
なんて思うのも束の間、胸の前にある両手で持ったマイクをしばらく見つめる伊藤さん。
そして、それを床にやさしく置いて、軽くひとつ頷く―
百恵さんかよっ!
つーか引退かよっ!!
なんてなんて、あ~面白かった。
気の毒なのは、トニー谷さん。(これは個人的なツボだけど)
『ユー・ビロング・トゥ・ミー』が流れるも、がっつりダンスに釘付けなお客さんたち。
これで笑ってもらおう、なんて思ってはいないんだろうけど素敵なくらいの無反応さ。
♪あたしゃ、あなたに I ぶら You
劇場内に、それはそれは空しく響き渡るのでした(笑)
今月はダンス月間のようでして…
美加里&笠井叡『歌行燈 Uta-Andon』 【あうるすぽっと】
ど~も、これだけは取っ付きにくくって途中で放棄した泉鏡花の「歌行燈」。
これを機会に何年ぶりかに再挑戦してみたら、意外とすんなり受け入れることができて
成長している自分に我ながら感心、感心。
そんな野郎が言うのもなんだけど、この作品独特の情緒とか風情は出せてないのかなぁ、って。
ご自身の顔をかたどった面を付けられての喜多八と宗山2役の笠井さん。
顔の真横にデスマスクを並べて表現された、宗山が喜多八が乗り込む場面の異様な光景や
たったひとつだけ教わったお三重の悲しい舞が印象的だっただけになんか残念。
先月の歌舞伎座の鏡花も、それほど良くはなかったようだし舞台にするのは難しいのかなぁ。
『星の行方』 【superdeluxe】
ダンスと音楽と映像・アニメーションの融合。
3つのスクリーンの前で誰がでしゃばるわけではなくって、見事に…
そう、↓の幻想的なフライヤーは実は実際の舞台写真だったりします。
このフライヤーに惹かれて見に行ったんだけども、まさかのびっくり。
どこをとってもきれいだけど、やっぱり最後の背中から蝶の羽が生えてくる場面が好き。