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カテゴリ:o子育て
今日は、「鏡開き」という事で、我が家に飾っていた鏡餅を「ぜんざい」にして食べてみました。
お正月に飾ったこれです。 ところが、この鏡餅は、二段のお餅がくっついて加工されおり、なかなか割れません 鏡割りの由来は、沢山あるようですが、 元々武家の伝統的な行事だったようで、硬くなったお餅を割ることがポイントになっているようです。 刃物は、その時代「切腹」や、「人を斬る」を連想させることから、「木槌」で叩いて割るという習慣が残っているんだそうですよ その伝統的な行事が庶民にも浸透し、現在も残っているとか。 鏡餅は、空気にさらされていますので、カチカチになっています。うまく割れない事も想定して、 ある地域では一晩お水につけておくという事もされているようです 縁起の良い(角がない丸い鏡)丸いお餅を割る時には、刃物を使わず、叩いて・・・・という事です。 ちなみに、結婚式などで割る酒樽の形も丸く、酒蔵では、蓋の事を「鏡」といっていたらしく、 紅白のめでたいリボンを木槌につけて、今でも「よいしょ~」って木槌で割りますね 我が家でもこの進化した鏡餅を割ろうと、2名様が苦心していました。 木槌がないので、はじめは、「すりこ木」を使って叩いてみましたが、お餅自身がクッションになり、割れません。 この鏡餅は、非常にしなやかです。 今度は、夫が、「トンカチ」でやってみようと、トンカチで挑戦 今度は、少し破片が出ました。 一応これで鏡開き終了という事にして・・・・・ ぜんざい出来上がりました~いただきま~す ぜんざいの由来は2つ。 一つ目はぜんざいを初めて食べた時に出た言葉。 もう二つ目は、出雲の国(島根県)の説です。出雲は、さずがですね。 では、ぜんざいを初めて食べた人。 有名な室町時代の臨済宗大徳寺派の僧、一休宗純(一休さ~ん)です。 あまりのおいしさに「ぜんざ~い」と言ったようですが、 仏教では、「善哉」と言って仏様が、弟子をほめる時にこの言葉を使うようですよ。 一休さんは、その当時のお坊さんとしては、風狂と言って、 大変非常識な風変わりな事を行いながら、悟りをひらいた方です 有名な漫画にもなりましたね最後は、マラリアでお亡くなりになったようですが、沢山の言葉を残しています NHKの「にほんごであそぼ」の中にも登場します~ 南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ どんな風狂かと言えば・・・・ 木製の刀を鞘の大太刀に差し、街を歩き、 「これは鞘に納めていれば豪壮に見えるが、抜いてみれば木刀でしかない」という 外面を飾ることにしか興味のない当時の世相を人々に悟らせたとか・・・ ん~なるほどね~ 人は、外見だけでなく、中身が大切。私もそうなりたい 2名様にもそのように伝えたい 二つ目の説は出雲地方の神事「神在祭」で振る舞われた「神在餅」を由来とする説。 神棚にお供えしていた「小豆・お餅」を一緒に炊いて、敷地の神様にお供えしたらしいですよ。 ちなみに神社に参拝する人は鏡餅の大きい方を神社へ持参し、神在を作っていただき、自宅へ持って帰り、自宅の神棚にお供えした後、自分達もいただくと言ったことをされていたようです。 そこから「神在(じんざい)餅」の「じんざい」がなまって「ぜんざい」 になったとか 日本って言う国は、「神国」と言いますが、古くから信心深い民族なんだな~っ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.13 06:42:04
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