キャメロットガーデンの少女
です。楽天で検索かけたけど、案の定無かった。もしやマイナーなのかしら?話の内容は、裕福な家に産まれた女の子が、年上の人に恋心を抱いてしまって・・・ってかんじのお話。もう、切な過ぎるの。お母さんとお父さんは、仲がいいフリ?しておきながら・・・みたいな。いや、仲が悪いわけではないんだけど、若干の裏切り行為があって。んで、主人公のコが、その光景を目の当たりにしてしまってさ。そのコが恋してしまう人を、お父さんはあまりよく思って無くって。つうか、貧乏な人を見下してる感じでさ。ダカラ、その人が悪いっていう証拠が無くっても、そいつがわるいんだ、って決め付けてかかる感じで。結局、そのことが原因で、大変なことになっちゃうんだけど。ところで、バーバヤーガのお話、知ってますか?ある幸せな家族がいたんだけど、お母さんが死んじゃって。んで、お父さんは新しい奥さんをもらうんだけど、その人の姉がバーバヤーガって言う魔女でさ。案の定、その継母がひどいやつで。何とかして女の子を亡き者にしようとするの。んで、お父さんがいないときに限って虐めたりとかするんだけど、女の子はお父さんに迷惑ってか、心配とかかけたくなくって、言わないのよ。んである日、父親がいないときに、「ちょっと姉さんのところまでお使いに行ってくれないかい?」と継母が言うわけですよ。行く途中、本当の母親の姉の所に寄ってくんだけど、その姉はいい人で、バーバヤーガのところから逃げるときに必要なものをくれるの。リボン、肉(骨だったかな?)、油、櫛、ハンカチ。バーバヤーガのところについて、言われたものを届けると、バーバヤーガは人食い鬼だから、そのコを帰してくれようとはしなくて。隙を見て、逃げ出すの。でも、逃げる途中、ドアがバタンと閉まって、女の子をいかせまいとする。そこで女の子は、叔母さんに言われたとおり、ドアに油をさしてやる。すると、ドアは通してくれる。バーバヤーガが「なんで通してしまったんだい!!」というと、「今まであなたは、水すらさしてくれなかった。しかし、あのこは油をさしてくれたんですぜ」しばらく歩くと、枯れた木が、女のこの目をぴしゃっとしようとする。でも、女の子は、木の枝にリボンを結んでやる。そうすると、木はおとなしくなる。バーバヤーガが、「何故ぴしゃっとやらなかったんだい!!」って聞くと、「だって、ご主人様は、今まで糸くずだって結んでくれたことなんて無かったじゃないですか。でもあのコは、リボンまで結んでくれたんですぜ。」またしばらく行くと、犬が襲い掛かってくる。でも女の子は、肉(骨?)をあげる。「なんで襲っちまわなかったんだい!!」「あなたは今まで、こげたパンの耳さえくれたことは無かった。でもあのこは、肉(骨?)までくれたんですぜ」なんとか逃げるんだけど、バーバヤーガが追いかけてきて。そこで女の子は、櫛を投げる。すると、女のこの後ろに、森ができる。バーバヤーガはきこりをたくさん呼んで、その木を切らせる。時間は稼げたけど、バーバヤーガはまだ追ってくる。そこで、ハンカチを投げる。すると、女の子の後ろに、大きな川ができる。バーバヤーガは、たくさんの牛を連れてきて、水を飲ませる。でも、なかなか減らないので、自分も飲みだす。バーバヤーガは飲んだ。どんどん飲んだ。そして、ついにはお腹が破裂して死んでしまった。無事に家に着いた女の子は、お父さんにすべて話して、継母を追い出した。とまあ、こんなかんじの話なんだけど。(ところどころ違ったりするかも疑惑だけど)この話を知ってると、さらにこの映画が楽しめるのです。とにかく切なくて、何回見てもないちゃう話です。ぜひともご覧あれ。