3点対応
『朝2時起きで、なんでもできる!2』読み終わりました。いつも時間がない!、と大騒ぎしている私。時間管理がテーマの本など読もうかなあ、と思いつつ二の足を踏んでおりました。この本は、そういった意図とはちがうきっかけで読み始めた本だったのに、時間について、また自分がラクに過ごせる方法についてタメになる箇所がてんこもりでした。今、いちばん身につまされる思いで感銘をうけたのが、「3点対応」について。何かムッとしたことが起きたとする。そのときの対応はどうするか?最初にかなり「主観的で感情的な対応」が浮かんでくる。そこで思いとどまると、次には「ありえるけど、あまり実行したくない対応」案が出てくることが多い。そこで考えるのが、3つ目の対応。すると、まあ、自分の感情的な面にもこたえられ、相手との関係にもしこりを残さない、少し落ち着いた案が出てくる。とのこと。ここで、わが身を振り返ると、たとえば、娘がささいなことでバレバレの嘘をつく。こちらは、普段から正直に話しなさいっ!と言ってるのに、とムカッとくる。そこで、どうしたくなるか。まず、自分の感情のおもむくままに、娘をののしり、声を荒げ、説教開始。謝罪させる。次に、今度嘘をついたら、絶対に舌を抜くってことでいいね、と約束してあったので、実行に移そうとする。ここまでくれば、娘は本泣きで、嫌がります。当たり前ですね。っていうか、事実はこのように起こりました。賢い親なら、上のふたつは頭のなかでシミュレーションするにとどまり、3つ目の案、を考えてそれを実行するべきなんです。子どもは何回言ったって聞かないものだと悟り、もう1度根気よく言い聞かせる、とかでしょうか。3番目の案はうまく思いつくことができませんが、これからは、1、2を実行に移す前に考えることを実践していこうとおもいます。