テーマ:好きなクラシック(2324)
カテゴリ:アーツマネジメント
数日あいてしまいました…
10日にはアーティストの緊急事態が発生したり、 そのほかもろもろでバタバタしていました。 昨日はYCA事務局長(創設者)のインタビューに同席したのですが YCAのなりたちや現在の活動についてなど色々と学びました。 やっぱりすごかったです… スーザンさんはご自身が音楽学校に通っていた時に周りにいた 素晴らしい音楽家をNYの人たちにもっと知ってもらいたいと思ったところから、 ロフトスペースで自分でその人たちをつかったコンサートシリーズを始めたそうです。 ほとんどお金もかけずに始めたシリーズが、NYで人気になり、だんだんと拡大していったわけですが、まだ小さかったシリーズの第一期生の一人が 有名なピアニスト、リチャード・グードだったというのですから驚きです。 彼女の純粋な思いとその行動力から組織としてどんどん力をつけていき、 今年YCAは45周年を迎えました。卒業生は220人にものぼり、 そのリストは蒼々たるものです。 http://www.yca.org/ (Alumniのセクションで卒業生リストを見られます) 「このYCAを始められた時には、ここまで国際的にも認められるような 立派な組織に育つと想像できましたか」という質問に対して スーザンさんが答えられたことが心に残りました。 「私は自分が深く信じていること、本当に好きなことを追求してきただけです。 気付いたらここまで来ていました。」 とっても素晴らしいと思いました。私もいつかこういうことが言えるように 自分の信念を大切に、やりたいことを追求していきたいと思いました。 いよいよ明日がフェスティバルの最終日です… 今回来日したアーティストたちはそれぞれにとても素晴らしかったです。 音楽家としても、人間としても。 みんなその瞬間瞬間を精一杯、自分のもっているものを出し切って 生きている人たちだというのが私の感想です。 こういうアーティストたちならば聴衆の心をつかむことが出来ると思います。 まだ会ってから10日間しか経っていないのに、 もっと長く知っているような感じです。 明日の最終日も精一杯がんばりたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 13, 2006 02:21:19 AM
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