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カテゴリ:出張表話&裏話
本当なら早朝に地方に向けてクルマを走らせているところなのだが、午後を過ぎてもまだアンタルヤを出発できないでいる。
というのも、昨晩、日本から来るCさんの乗ったルフトハンザの飛行機がイスタンブルに数時間遅れて到着し、乗り換えのトルコ航空国内線最終便に間に合わなかったためである。 私たちはアンタルヤの空港にCさんを迎えに行くために、深夜1時15分着の飛行機に間に合うよう家を出るため待機していた。 そこへ電話が・・・・。 「実は国際線の飛行機が遅れて、国内線に乗れなかったのです。朝一番の飛行機もチケットがとれるかどうかわからないようです・・・」 Cさんである。 時間を見ると、国内線はイスタンブルを飛び立っているし、じゃあ早朝の飛行機に振り替えてもらって、そのまま空港から拾って地方へ直接出かけましょう・・・と予定を変更。 その晩のアンタルヤのホテルをキャンセルし、私はとりあえず横になった。 朝までの間に何度かCさんから電話があったが、かなり苦労したようである。 ルフトハンザはイスタンブルまで着けば、あとは知らない。 トルコ航空も私たちには関係ない。チケットの買いなおし、それから予約してお金を払ってある分のチケットを払い戻ししろ、ということであったが、提携していない航空会社同士のトランジットなので、出発後の払い戻しはできるのだろうか・・・・。 私はそれらの事情を聞いて、明日の朝、チケット会社に行って交渉だ・・・と心を決める。 帰国への国内線の変更、ホテルの予約変更、地方でお世話になる人たちへの事情説明と予定変更、日がズレこんで日曜日になるため、休日出勤のお願いなどもしなくてはならない。 飛行機が遅れたせいで面倒なことになってしまったけど、一番大変なのはCさん本人であろう。 昨夜は疲れた身体で空港で夜明かしをしたのだろうか・・・。 アンタルヤに着くまでに気疲れ、身体疲れしてはいないだろうか・・・・(・・・当然疲れているのだろうけど。時差と疲れとの戦いはよく理解できるだけに自分のことのように感じてしまう)。 朝の7時過ぎ、Cさんから電話。 トルコ航空の早朝7時45分の席の空きを待ったが、結局、席がなく、別の飛行機会社アトラス航空の午後3時50分のチケットをとったと。 私もトルコ航空、アトラスなどのサイトから空席状況を見たが、たしかに満席。週末のアンタルヤ行きだもの、当然なんだけど。アトラスで午後に席がとれただけでも奇跡である。 アンタルヤ到着が午後5時。 その時間に合わせて彼女をアンタルヤ空港へ迎えにいくことになった。 その時間までチケット会社へ行き、ホテルへ連絡をいれ、地方の知り合いに連絡を入れて、ちょっと強行だけど計画の立て直しをした。 それで乗れなかった国内線の結果だけを言うと、払い戻しは不可であった。 チケット会社は親しくしているところで、朝顔をだすなり、「あなたのお友達、乗れなかったようね。チケットも残念だけど無効になっちゃったわ」と言われた。ここで交渉をしたが、返事は予想通りで、返金はできないとのこと・・・・。 現場でのルフトハンザとの交渉次第では、提携している飛行機会社があれば、アンタルヤ行きのチケットはなんとかしてくれたか、もしくは出発前であれば、キャンセルという形でキャンセル料をいくらかとられるにしても払い戻しはできるのだが、まあ、今回は残念でしたの結果になった。 トルコ航空でのトランジットなら、以前も他の友人が体験しているが、遅れた場合でもイスタンブルでホテルをとってくれて、チケットも無料で振り替えてくれるのだけど、他会社同士では上記のようなリスクもあるってこと。 じゃあ、トルコに来てから国内線チケットを買えばいいじゃないか・・・って思うけど、確かに時間があるとき、日程が変更になっても差し支えないときは私もそうする。 でも朝チケット予約しにいって、空がなく、夕方とか暗くなってからの便しかとれないのがいままでの経験。それまで子連れで時間つぶしも辛い。 それでもあと数時間後には彼女がアンタルヤに到着する予定である。 そのままクルマで地方出張へ出る。約6時間の距離であるから、ホテルに入れるのは深夜になる。用事は明日の朝に持ち越した。 十分大変な目に遭ったので、今後の旅程はスムーズに、楽しく進むことを神頼みする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月17日 20時59分58秒
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