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mihri

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2005年12月02日
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カテゴリ:内緒の話
年金・保険の100万円以上の私の借金はどうなったかというと、結果的には「過去にさかのぼっても借金はありません」ということになって、めでたしめでたしなんだけど、それまでの過程が納得していいのか、わるいのか・・・。

昨年12月に就労許可を発行してくれる中央のお役所から「トルコで年金・保険制度に加入していないという証明書を、アンタルヤの役所からもらって送れ」というので、発行してもらい送った。

今年の2月に今度は「トルコで年金・保険制度に加入するのが義務だから、加入しろ」というので、アンタルヤの役所へ行き、加入した。
結果、なんだかわからないけど5年分の未払い金として100万円ほどの借金が発生した。

外国人にこの制度が適用されたのが、(間違いがなければ)2003年8月だと思う。そこからの未払い金ならすご~く納得できる話なのだけど、会社設立時点から未払い分を計算するという。6年前分から過去は免除になるので、5年分の未払い分を支払えということである。

トルコと相互間免除のある国は、母国で公的な年金・保険制度に加入し、支払いをしていれば、トルコでは免除になる。
でも日本とトルコ間は免除制度がないのである。

だから私がどんなに「日本でも加入しているんだもんね!」と主張しても、日本とはそういう免除がないから、トルコで強制的に年金・保険の費用を支払え、とのこと。2国で支払いだけして、トルコで年金もらえる可能性はないのだけどね。私の場合、家族は日本国籍だし、トルコに永住する可能性も低いわけだし・・・・。

そうこうしているうちに、なぜか今度は「日本で加入しているのなら、トルコでは免除しよう」と言われた。
それはありがたいと、日本から書類をもらい、訳をしてもらい、トルコで公証役場で書類にして、アンタルヤのお役所に提出した。
結果、公式に「日本で加入しているため、トルコでは加入しなくていい」ことになったわけである。

100万円に、利子がついて150万円ぐらいになっていた借金から、救われたわけだけど、なんだか振り回されたって感じ。
これで済むことだったら、最初からそう言ってくれたらいいのに、加入していない証明書、次は加入してその証明書、次は日本から証明書をもらい、トルコでは免除しよう・・・・と。

そして私はお役所から言われるがままに、書類を用意し、そのつど安くない費用を払い、挙句の果てに、「あんたは加入していないと申請したり、加入していると申請したり、今度は日本で加入していると申請している。いったいどうなっているのだ!?」と文句を言われる。
自分たちが私を振り回したことを、忘れたふりして、罪をなすりつけようってことなんだろうけど、こちらには罪がないのだからね。何でも言ってください。

まあ、これで借金がなくなったということで、目をつぶろうじゃないの。
でもトルコに長くいる人にはよくわかっていると思うけど、これで安心できないところが辛いところなんだけど・・・・。

ということで(・・どういうことで?)、トルコで会社を自分名義で作るのは、日本人にとって、今現在、非常に簡単である。誰でも会社設立できるわけだし、最低資金の1200万円を用意しなくていいし。
でも会社を作ることには何の意味もない。いかに会社を存続させるか、そして会社運営のため、トルコに滞在するためのいろいろな手続き、これをやっていけるかどうかが肝心。

まだまだ続く。





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Last updated  2005年12月03日 15時31分32秒
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