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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2006年08月28日
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最初にお断りをさせてもらいたい。
驚かせたり、怖がらせるためでなく、安心してもらう目的で書きたいということ・・・・。

実は今日の夕方4時30分ごろ、アンタルヤのカレイチのレストラン街向かいで爆弾による爆発があった。
私たちはちょうどペリンの中華屋の冷房の効いた室内で涼んでいたところだった。
突然、レストランの窓ガラスが大きく揺れ、大きな音がした。
風圧でガラスがボンと揺れた。爆発だ、ととっさに思った。

あっという間に人が集まり、私たちは2つめの爆発を考え、レストランに留まったが、様子を見にいったアドナンやジャンによると、すぐそばのレストラン街の向かいの市庁舎のビルの前で爆弾が爆発し、レストラン街のガラスは割れ、そばを通っていたクルマの窓も割れ、なかにいた運転手は呆然として何もできないでいた。
ニュースの速報では死傷者は死亡4名含めて16~20名ということである。

昨日のイスタンブル、深夜未明のマルマリスに続いての爆発であるし、国際ニュースになる可能性を考えて、とりあえず、私たちも周辺にいる人たちも一緒にいる人たちも元気であるので、心配しないでほしいと伝えたかったこと・・・・・。

それと、今回の事件で思ったのが、爆弾の仕掛けられた場所、時間帯を考えると、自分たちが被害者になりえたこと・・・。
気丈なペリンでさえ、ニュースを知った知人たちからの電話を受けているうちに、泣き出した。
「自分があの中にいたかもしれないことを考えたら、怖くなった」という。
爆発を近くで聞いた人、見た人たちもパニックになり、泣いていたり、呆然としていたり、手が震えていたり・・・・。

私とペリンはフィットネスに行くところだった。たまたまお客さんがいて、すぐに出られなかったので、その瞬間、そこを通ることはなかったが、あのままレストランを出ていたら・・・と思うとぞっとした。
朝、ちょうどその道のところにあるATMでお金をおろした。時間がズレていたらどうなっただろう・・・・。私自身でなくても、アドナン、ペリン、Rちゃん・・・・知人・友人の誰かが日常的に通る場所である。実際、今日も誰もがそこを通ったし、また通る可能性があった。

フィットネスも行く気がしなくなったし、みんなで家に戻ることにした。
噂で5つ星ホテルのある大通りで2つ目の爆発があった・・・なども聞いたが、そのあたりは新聞記者のフセインに確認してもらい、爆発はカレイチだけで2つ目は疑いがあるところを調査中のための封鎖であると知った。

日常的に歩く場所での出来事で、心理的な影響を受けてしまったのであるが、この愛すべきトルコという国で、このような出来事が早くなくなってほしいと思うのである。

無事であることの報告まで。





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Last updated  2006年08月29日 00時38分32秒
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