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カテゴリ:社長の一人言
弊社の仕事納めは明日30日(土)である。
今日は残りのお役所仕事と税理士事務所に年末の挨拶に行き、今年中にやっておかなければならない公的な用事を終わらせ、午後には日本語講座の生徒の家にお茶に行った。 明日は午前中に修復の終わったアンティークキリム2点の最終点検をして、年明けに送る準備をしておく。昼までには仕事が片付く予定である。 今年は犠牲祭と重なったので連休になるし、弊社はいつものことだけど休むときは思いっきり休ませてもらう。今年は8半連休の予定で次の出社は1月8日である。 どこかに休暇で出かけるほどの余裕もないし、家でぶらぶらしているか、フィットネスへ行ってプールとハマム三昧の日々になるか・・・・。 お天気は今日また回復してきたので、このまま行ってくれると天候的にはよい年越しになりそうだけど、犠牲祭は通常雨が降るというジンクスがあるので、どうなることやら。 今年は会社として新しい分野を加え、仲介会社、貿易会社として別分野の仕事に携わった。 来年はさらにいくつかの新しい仕事を手がける予定で、専門外の内容もあるのでその勉強会もしていかなければならない。 貿易会社、取引のアドバイス・相談で少しずつ食えるようになってきているので、このまま絨毯・キリム部門は商売から社長の趣味として存在してくれたらいいのになあ・・・・って思っている。 絨毯、キリム・・・この商売は深みにはまればはまるほど、抜け出せないものである。 商売としての採算よりも、好きなものへの情熱だけで突っ走る。 同じ気持ちの人を見つけると、いいものを見ること、感じること、それらを共用することだけでも喜びに変わる。 いいものを見せてあげたい。こんなものもあるんだよ、と自慢したい。 他人が持っているいいものを見たい。それらを探している人のために見つけてきたい。 そして自分が見つけてきたものを喜んでくれる人を見て、それが自分の喜びになる。 自分が絨毯屋ということを忘れて、お客さんの目で一緒に見ていたりする。 ・・・・全くオタクの世界である。理解できない人には全く理解不可能な世界だろうなとも思う。 商売って割り切らないと儲からないのだけどね・・・・。正直言って、情熱とか好きという気持ちが優先する分、採算は取れない商売である。実際、私の場合、悲しいぐらいただ働きの部分も多い。でも自分のためにまた相手のために真面目に仕事をやろうとするとお金の計算なんてしていられないものである。自分のポケットから持ち出しする場合もある。それでも好きなものを見れたんだからいいや、とか、この人には喜んでもらえたからいいや・・・とかいう気持ちで自分を納得させて、あとは気にしないことにしている。そうでも思わなきゃ、やっていけないのである。 好きなことは商売にしないほうがいいっていうけど、それは本当だと思う。 商売でやってよかったことは商売にかこつけて、貴重なもの珍しいものなど自分用に安くたくさん集められたことかな・・・・。 年末ということで、来年の抱負でも・・・・って。 とりあえずの目標は来年も家族で3食ご飯が食べられて、子供を学校へ行かせることができて、健康に生活できること。あとはいいキリムや古いものをたくさん見れて、できればそのうち気に入った2,3点は自分のコレクションに加えることができたら最高なんだけど・・・・・。 こんな気持ちを今年も何人かの人と共有させてもらえた。 この場を借りて、その方たちには心からお礼をいいたいです。 みなさま、よいお年をお迎えください。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 ・・・・・実は年末にかけてやり残していた大切な原稿書きがあり、まだできあがっていない。 ちょっと力を入れているもんで、なかなか納得できないでいる。(・・・といいわけ) といっても今日、明日中には入稿しなきゃ・・・って思っているので、早めに年末のご挨拶をさせてもらった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月30日 03時12分52秒
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