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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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2007年10月17日
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カテゴリ:社長の一人言
ミフリ社長には金庫がある。
といっても、普通現金やら重要書類やら入れるわけだけど、ミフリ社長の金庫にはライター時代に使っていたニコンの一眼レフカメラ1台が入っているだけ。
しかももう何年も開けたことがない。
なにせ、入れるべきものがないわけだし・・・・。

で、その金庫の鍵を先の盗難事件で盗まれて、開けられなくなってしまった。
スペアキーもないのである。
でも別に開ける必要もないんだけどね・・・・と、4か月が経っていた。

必要はないのだけど、開けられないとなると開けたくなるのが人情・・・!?
鍵屋さんを呼んで開けてもらった。

開けたら、やはりカメラが1台入っているだけ。
呼ばれた鍵屋さんも言っていた。

「こういうケースでは開けたとたん、中からドルやらユーロやら現金があふれ落ちてくるものだけど、こんなカラの金庫を開けたのは初めてだよ」

そりゃそうだろうね。金庫はそういうものを入れるためにあるのだから。

金庫の鍵開けと新しい鍵のつけかえの家計簿。75YTL(約7600円)。
1トルコリラがついに100円を越えた。今まで1トルコリラ70円から85円とか、95円とか。
トルコリラの高騰で、外貨に換算すると何もかにもが高い。
トルコでの生活はますます苦しくなるばかり・・・・・。

カメラを取り出して、カラの金庫を閉じた。





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Last updated  2007年10月17日 21時03分37秒
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