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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2007年10月23日
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vicivさんのトルコとアンタルヤに関するご質問・・・・。
BBSでは文字制限があると思いますので、この場で申し訳ありませんが、私が知っている範囲でお返事したいと思います。
知っている範囲なので、変更になったこと間違っていることなどもあるかと思いますが、参考までにどうぞ。


その1:インターネットと電話について。

自宅にインターネットをひく場合、まず管轄のトゥルクテレコムに電話回線の申し込みをします。個人だとパスポートのみでよかったかと思います(実際に申し込みに行ってみないと言われることがまちまちで不明)。スタンダード回線で月額約1300円。市内通話が約4.3円~8.5円/分、市外通話が約10円/分。日本へは約115円/分。

インターネットは使い放題・・・で、我が家は1024mbpで月額約4900円。
これが最高額で、速度や時間制限ありでこれより安くなります。

インターネット事情は以前に比べたら数段よくなりましたが、急速に加入者が増えるにつれて、回線の問題、また新システムの導入の工事などで時々すごくゆっくりになったり、一時的に使えなくなったりすることがあります。
でも個人で使っている分には特に困ることはありません。



その2:海外送金について:

たいていの銀行で相手方のIBANナンバーがあれば簡単に送金できます。
上限については確認できていませんが、資本金の移動など、何千万円など大きい金額の場合、送金できる銀行が限られるなどの制限があったかと思います。通常の送金は問題ないかと思います。



その3:郵便事情について。

郵便は住所までの配達となります。
小包も2kg以下やEMSなどの場合は住所まで配達されます。
ただし2kg以上30kg以下の通常小包の場合は、お知らせカードが届き、身分証明書(パスポート)などをもって担当の郵便局まで取りに行きます。関税を支払う場合もあります。

以前は2kg以上の国際郵便の取り扱いは郵便局が限られていましたが(クルマで行かなければならない所)、現在は市内で4か所(もっとあるかもしれませんが・・・)あります。
ですから最近は特定郵便局からではなく、住所の管轄の郵便局からお知らせカードが入っています。
はがきや2kg以下の小包を出すのでしたら、小さい郵便局どこでも扱っています。
切手のみの販売箇所などは見当たりませんので、郵便局まで行って窓口へ出すのが確実のようです。



その4:アンタルヤの物価について。

トルコの物価ははっきり言ってかなり高いです。
地方都市のアンタルヤでこれですから、イスタンブルやアンカラの物価はもっと大変なんだと思いますし、実際話に聞くと大変のようです。

最近は日本のほうが安いなあ・・・と思うことが多くなりました。
トルコで日本より高いと思うもの・・・・電化製品、クルマ、家具、家電製品、プラスチック用品、食器、台所用品、衣類、娯楽施設、加工食品、肉、魚、文房具、外食・・・・・というかほとんどです。しかも、あまり選択できないのがネックです。

日本と比較してまだ安いなあと思えるものは野菜と果物ぐらいですが、これも最近あまり差がなくなってきました。
100円均一(1YTL均一)で売っているものはほとんど中国製の安物です。
トルコものは高い高い・・・。

私たちが普段利用しているのは、ミグロス、リアル、キパ(kipa)といった大手スーパーです。
それ以外に小規模店舗としてコマシュ、カルフール、タンサシュ、マクロ、ゲンパなどがあります。安売りのビムなどもありますが、安いものはそれなり・・・といった製品が多く、結局、高いけど品質的に比較的安心できる大手メーカーのものを購入します。

そのうち撤廃されるようですが、移動市場も毎日市内のどこかで開催されています。
夕方になって残りものだと安くなったりしますが、このところ、リアルなどの野菜コーナーのほうが安くて品質がよかったりしますので、値段に関しては必ずしも移動市場が安いとはいえません。
ただいろんな八百屋さんが入っていますので、品質もいろいろ、地元の変わったものも見つかるかもしれません。

野菜などはそれぞれの地区の移動市場で買う人が多いようですが、地区によって値段差がありますし(高級な地区や観光地のそばでは高かったりする)1週間分、1kg単位で買わなければなりませんので、我が家のように息子と2人だと、スーパーで必要なときに100gとか200gとか買って済ませる方が経済的だったりします。

こちらで暮らす人たちのなかでは、いきつけの肉屋、魚屋、パン屋などがあって、品質にこだわっている人もいます。ただこれも値段についてはいいものは高いというわけで、変わりません。
魚など大量に買って、保管できる冷凍庫などがあれば、卸し屋がありますので、そこで多少安く買うことができます。でも上記スーパーのリアルやキパのお買い得価格には負けています。
(アンタルヤの飲食店ではメーカーや問屋から直接買わず、大手スーパーのチラシを見てコーラやその他の食材を買い込むという不思議なシステムが存在します)



その5:車の運転について。

アンタルヤに限らず、大都市でのクルマの渋滞は悩みのタネです。
アンタルヤは現在、道路の整備、工事が続いていて、一方通行が急に変更になったりして、また中心部の道路の不整備から交差点での待ち時間、合流などで移動に時間がかかるようになりました。
ドライバーマナーは良いほうではないと思います。かなり乱暴かもしれません。
車線はあってないようなもの。隙間があったら入り込まないといけないし、割り込みは誰も道を譲ってはくれませんので、とにかくクルマの先を列に突っ込むという強引な方法をとらないと進めません。信号の位置が交差点の手前にあるため、見にくく、またロータリーシステムがありますので、進んでいいのか、停止しなきゃいけないのか、わかりにくいところも数箇所あります。一方通行も迷路のようで、なれるまでは戸惑うかもしれません。
また市内では駐車場が整備されていないのも問題です。一応、市の駐車場がいくつかありますが、遠かったり、不便だったりします。

免許については警察に確認しましたら、日本の免許に日本大使館でトルコ語に翻訳してもらったものを添えてもっていればいいそうです。(私はこれで済ませています)
書き換えをしたい場合は、やはり日本大使館で翻訳してもらったものと、裁判所の無犯罪証明書(?)、滞在証明書、パスポートなど(すみません、用紙をなくして具体的には忘れましたが・・・)いくつかの書類をそろえて提出すればよかったと思います。管轄であるUNCALIの警察に確認すればすぐに教えてくれます。



その6:ペットについて。


アンタルヤではカレイチのそばに新しくペットショップが1軒オープンしました。
ペットフードは種類はありませんが、今ではスーパーなどでも一般的に売っていますので、購入に問題はありませんが、やはり高価です。
我が家で犬、ネコを飼っていたときは、肉屋で鶏肉を買ったり、大型犬にはレストランからでる残りものの骨を買って食べさせていました。(栄養的には偏るのでしょうが、経済的にはその方が安あがりでした)。グッズもあまり充実していません。
獣医はあちらこちらにあり、これに関しては問題ないです。
とくに高級住宅地の獣医さんは奥様たちのたまり場のようになっていて賑やかです。
カットもしてくれますが、麻酔を使われる場合もあります。

こうして書いてみると、トルコって生活するの経済的にも実は大変だったんだなあ・・・って思う。

実は先日、トルコ語でも習おうと、アンタルヤのトメルに聞いたら、1か月間80時間で360ドルだそうで、ちょっと考えてしまいました。
1995年に同じ内容でトメルで授業を受けていたときは、120ドルだった。

トルコの物価の上昇と、トルコリラの高騰、外貨の下落で、外貨を持っている外国人には有利な国というイメージも現実も今ではすっかりなくなってしまったかも。


追記:アンタルヤ生活でこれはラクだなあ・・・と思っていることがゴミの分別がないこと。なんでもかんでも好きなときに設置されているゴミ箱に捨てる。不用品もゴミ箱のそばに置いておけば、手引き車で不用品回収している人が持っていってくれる。
なにせ日本に帰ったときの住所は鹿沼市だもんね・・・・。(実家の千葉市よりもっともっと厳しくて、私は帰国のたびに結局ゴミ出しができなくて憂鬱になる。)
地球には優しくないけどね・・・・。






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Last updated  2007年10月24日 06時33分57秒
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