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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2007年11月04日
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何年か前の話。
アンタルヤのとある村で、村人たちが「UFOを目撃した」という話があり、マスコミが取材に行った。
半信半疑のマスコミを前に、村人たちはかなり具体的な目撃証言をしたという。
純真な村人たちのことだから嘘を言っているとも思えない。
取材中にはUFOらしきものとは遭遇できなかったらしいけど、そんな話があったなあ・・・・と新聞記者のフセインが言った。

なんでこんな話になったかというと、実は今年の夏にUFOらしきものを見たのである。
日本人の大学生たちも一緒で、私一人の幻体験とか、見間違いとかじゃないのである。念のため・・・。

ある日の夕食後、友人の家の庭でみんなで涼んでいると、家のお父さんが3階のべランダから「空を見ろ!」と叫んだ。
みんなで空を見ると、地中海のほうから、陸に向かって3つの強い点滅しない光が3角形状に並んで見えた。
あまりにも突然のことで、ただ眺めていただけだが、飛行機のように点滅していない。
しかも飛行機なら進路が全く反対である。

「火をともした気球じゃないか?」という声があがったけど、気球の速度じゃない。
飛行機と同じぐらいの速さで西の空に進み、突然、光が消えた。
光の消え方はまさに突然で、遠く離れたから見えなくなったのと違った。

それでも宇宙人とか宇宙船とか思ったわけじゃなく、なんだかわからないけど軍関連の飛行物体かなあ・・・と現実的に思っただけで、今度フセインにでも聞いてみよう・・・と話は終わった。

ところがその後に、この家の人たちが何回か同じ光を目撃し、さらに強烈だったのが、この家の隣に広い空間があって果樹園になっているのだが、ある日、突然強い光が見えて、風もないのに、木々がザワザワと大きく揺れて、「何か」が飛び立ったというのである。
家の人が4人ともそれを目撃し、他の人たちに「突風が吹いたんじゃないの?」とか「鳥が飛立ったんじゃないの?」とか言われていたが、強い光が何だったのか、という話になると「UFO]しか考えられないのである。

フセインにその話をすると、「なんだろうね」と首を傾げるだけで、あまり本気にされないわけであるが、信じる信じないは別にして、上記の村の一件もあったし、アンタルヤではなにか不思議な現象が起きていて、目撃者もいるんだよなあ・・・・というのである。
ただアマチュアの証言とか、撮影ばかりで、プロによって撮影されたものがないらしく、いまひとつ決めてになるものがないし、信用ならないと言う。

とにかく、私たちが見たものが「何か」はわからないけど、ただ見たことは事実である。
しかも一人で見たわけでなく、何人もの人間がその1、2分の光の動きを目にしたし、それが飛行機や気球、衛星などじゃないことも事実だろうし・・・・。

いろいろ想像しているうちはわくわくして楽しいんだけど、庭から飛立つ光放つ物体とかは、あまり見たくないなあ・・・と実はとっても怖がりのミフリ社長であった。








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Last updated  2007年11月05日 09時19分35秒
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