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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2008年03月21日
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カテゴリ:出張表話&裏話
ウルファからシリア国境へ南下し、約45km。
シリア国境の町アクチァカレまで、わずか約25km。

ハランは、その昔、旧約聖書の時代、預言者アブラハムが約束の地、カナンへ向かう途中に住んでいたことがあるという。
ちなみにウルファには、アブラハムが生まれた洞窟というのがある。

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レンガを積み上げた壁と屋根に、泥を塗り固めた、とんがり帽子の家が並ぶ。
雨がほとんど降らない地だから可能な家である。
家の内部は夏は涼しく、冬は暖かい。
床は土のままで、絨毯やキリムは敷かず、鞍の形の椅子に座り、テラス台の上に布団を敷いて眠る。
とんがり帽子の屋根の上には空気穴がある。
夏は山羊毛で織った巨大キリムを庭に張り、その下にできた木陰で涼む。

近代化の流れで、また手入れの面倒さもあり、これらの家を捨て、住民は他の場所で生活するようになっているらしい。
カッパドキアの岩の家と状況は同じである。

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ハランはシルクロードの終着点でもある。
ここの城塞跡はおもしろい造りで、1階がパザール(市場)、2階がモスク、教会、3階が隊商宿として使われたという。

474.JPG


これは、おまけ。乾燥した地に全く似合わない、ふくよかな体型・・・・。


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これも、おまけ。こちらはアラブ訛りのトルコ語を話せば、見分けがつかないほど、よく似合っている。今回の運転手くん。


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Last updated  2008年03月21日 10時11分47秒
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