カテゴリ:旅行
さて、昨日の続き。
tomoちゃんと話に夢中で何時に寝たのか覚えていないけれど、朝5時前に目覚ましをかけて 眠い目をこすりながら起きてみた。 日の出が5時20分頃だと聞いていたので、天気がよければ夜明け前の空を見ようと思っていた。 あいにく空は曇っていて、グレーのまま。 しばらく外を眺めていたけれど、日の出の時間になっても、空の色は変わることなく 富士山を眺めることもできず、あきらめて再びベッドへもぐりこんで眠った。 朝食後、オーナーさんが桃源郷へ連れて行ってくれるという。 車から窓の外を眺めていても、湖畔からの富士山はまだ姿を見せてくれない。 河口湖を抜け、甲府の方へ向かう。 桃の木があちこちに見え始める。 福光園寺に到着。車を降りて、景色のいいところへ案内してもらう。 あたり一面が桃色の初めて見るこの景色。遠くに南アルプスが見える。 お弁当を食べて、きれいな景色と天気のよさと、おいしい空気とたくさんの花々があって ここにこうしていられることが、こうして生きていることが、なんだかとてもうれしいと感じた。 生きている自分がとてもいとおしくて、見るものすべてがいとおしく感じる。 こんな気持ちになったのは初めて。 うれしくて、この目を通して見たもの、感じたものを残したくて、ひたすら撮りまくる。 足元に咲いていたタンポポ、つくし。山と空。ひこうき雲。 そして桃と桜に囲まれた、観音様。 時間も忘れ、夢中になって撮っていた。 遠くで、みぃちゃん、行くよ~!と呼ぶtomoちゃんの声で我に返る。 オーナーさんに案内されて、「吉祥天女」と「香王観音」を拝観した。 火災のとき、境内の井戸に沈めて難を逃れたといわれる香王観音さま。 座高は152センチ。ケヤキの1本造り。 どんなに大きな木だったのかなぁと、想像に難い。 造られた当時は、色彩あざやかな観音さまだったそうだが、今となってはケヤキの木目しか わからない。 少し焼け焦げたお顔が、かえって陰影を際立たせ、少し微笑んでいるようにも見える。 藤原時代から、戦乱の時代をくぐりぬけ、そしてこの現代に存在する。 時空を超えても変わらぬ「慈愛」を感じた。 山中湖への帰り道、途中で富士山が少し見えた。 ただ、中腹から山頂にかけて雲がかかっていて、全体の姿を見ることはできない。 今日はこのまま富士山を見られないのかな… オーナーさんと別れ、御殿場行きのバス停でバスを待っていたとき、目の前に富士山の頭が うっすら見えた。 太陽がとてもやさしく感じた。 最後の最後で、姿を見せてくれてありがとう。 本当は湖面に映る、きれいな逆さ富士を見たかったんだけどね。 お楽しみはまた今度。 ☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆ やすらぎの部屋主催のチャリティー・イベント「シルバーアーチ」のお知らせ 占星術、オーラソーマ、アロマテラピー、タロット、エネルギーワークなどさまざまな フィールドで活躍中の方々が集まるチャリティイベントです。 江ノ島の近くですので、帰りに江ノ島や海を散歩するのも気持ちがいいですよ♪ *日時:2007年4月29日(日)11時~17時30分 *会場:KKR江ノ島ニュー向洋/大会議室「相模(さがみ)」 *アクセス:小田急線 片瀬江ノ島駅から徒歩10分 駐車場には限りがあります。公共交通機関のご利用をお願いいたします。(o_ _)o *入場料:無料です。どなたでもご入場いただけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.12 14:51:45
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