テーマ:国内旅行について(2615)
カテゴリ:旅行
猿田彦神社を出たとき、10時半をまわっていた。
伊勢神宮の内宮を参拝しようと思ったが、所要時間約1時間と書いてあったので、 朝ご飯もまだだったから少し早めの昼ごはんにしようと、内宮の駐車場に車を止めて おはらい丁へ向かった。 内宮の左手に、古風な町並みのお土産物屋や食べ物屋が並んでいる。 ここを「おかげ横丁」と呼ぶのだと思っていたが、実はこの道は「おはらい丁」と呼ばれ、 その先にある赤福本店の前に、おかげ横丁がある。 赤福が、約300年間変わらず商いを続けてこれたのもお伊勢さんの「おかげ」という 感謝の気持ちを持って、平成5年7月に誕生させた町が「おかげ横丁」なのだとか。 三重の老舗の味、名産、歴史、風習などを備えた店が並んでいるらしい。 さて、昼ごはんを何にしようかと迷って目についたのが「伊勢うどん」。 どんなうどんかなぁと思いつつ店内へ。 ダーと二人で温かいのと冷たいのを頼んだ。 黒いタレ(たまり醤油)が少量かかっている。汁はない。 太くてもちもちとしている。なんだかゆですぎたような感じがして、コシや歯ごたえは よくわからなかった。 けれども、伊勢市観光協会のHPで、伊勢うどんは 茹で時間は、一般のうどんのめんが強火で15分ほどなのに対し、伊勢うどんのめんは約40分。 茹で方も、お米と同じ「初めチョロチョロ中パッパ」。最初は弱火で、やがて火を強め最後に また弱めることにより、ふんわりと柔らかく、中に少し芯が残る伊勢うどんのめんが できあがります。 と、紹介している。 まあそんなものかと思えばそんなものだ。 讃岐うどんのコシと歯ごたえとつるっとした喉ごしと比較してしまうと、好みの問題では あるが物足りない感じがした。 うどんと一緒に釜飯を頼んだ。 横川の峠の釜めしとあまり変わりはなかった。 店で食べるのに、陶器そのままで出てくるとは。 しかも、なぜかうどんより釜飯の方が出てくるのが早かった。うーむ。。。 ほかの客は、てこね寿司のセットを注文している人が多かった。 店を出て、おかげ横丁へ向かう。 捨豚(すてぶた)という店のコロッケが目当て。 店の名前は、牛肉にこだわって豚を捨てたことから名づけられたとか。 並んで買うだけあって、とてもおいしい。 ちょうど誰も並んでなかったので、すぐに買って店内で座って食べる。 ソースもおいてあり良心的。 コロッケの後ろに写る上牛肉は、100グラム840円也。 この観光地で誰が買って帰るのかなぁというのは、余計な心配。 少し歩くと、大きな招き猫があった。 吉兆招福亭には所狭しと大小いろんな招き猫がたくさん並んでいた。 左側の招き猫たちはおみくじがついている。一個ずつ手描きの顔がかわいい。 ミキモトの店があり、併設してキャンドルや和ローソク、キャンドルホルダーを扱う灯りの店もあった。 ミキモトの真珠より、キャンドルの方に目を奪われていた。 ミキモトが「御木本」という名前だと知ったのは、2年前にひとりでこの店を訪れたときのこと。 今度来るときは、ダンナと一緒に来て真珠のひとつでもおねだりして買ってもらおうなどと 考えていたのに、すっかり忘れていた。 まあ、またの機会にでも。 さて、ここまで来たら赤福本店で赤福食べたーい!と、赤福本店へ向かった。 入ってすぐに大きなかまどがあり、熱いし暑い。 レジで赤福盆を注文すると、すぐ隣で赤福を作っているのがガラス越しに見える。 手で餅を切って、その上にあんこを乗せて指で型をつけている。 五十鈴川の流れを表す波型なんだとか。 赤福の上のあんこの形が指型だったなんて、知らなかったよ。 店の奥には座敷があり、ちょうど一番奥の五十鈴川に面したところが空いたので座って 待っていると、お茶と一緒に赤福が運ばれてきた。 いつも箱に入ったものしか食べたことがなかったから、できたての赤福はおいしい(ような気がする) お茶はお代わり自由なようで、何度もお茶を注ぎにきてくれる。 そうこうしているうちに、1時前になった。 暑い中歩くのを覚悟して、内宮へ向かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.21 13:10:27
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