テーマ:バラについて(449)
カテゴリ:どこかの薔薇
一つ前の記事、イングリッシュローズの分類その1からの続きです。
●イングリッシュ・ムスク・ローズ イングリッシュ・ムスク・ローズはノワゼット・ローズを使用した、私どものオリジナルオールドローズ交配種を使って交配されました。ノワゼットローズのように、前の2つの交配に比べると花も成長も小さめで、全体の効果として上品で愛らしい効果を作ります。花色についてもしかりで、フレッシュピンクや、ソフトピンク、優しい黄色や、アプリコットやピーチのシェードなどがあります。ムスク・ローズの香りはいくつかの品種ではなくなっていますが、他の香りがありますし、ムスク香が混ざって香る品種もあります。 ウィズレー2008 シャルロット・オースチン エブリン セプタード・アイル クロッカス・ローズ グラハム・トーマス クィーン・オブ・スウェーデン ティー・クリッパー ●アルバローズ・ハイブリッド これらは最も新しいイングリッシュ・ローズのグループで、他のグループとは少し違います。 違いは原種に近い育ち方ですが、これはフォーマルな使い方に使うより、広範囲な場所に使用できます。 交配の元としてはアルバローズと他のイングリッシュ・ローズの交配です。軽めで空気のような葉色は自然にとけ込みます。花色は現在のところピンクシェードに限定されます。花は小さめで上品な花形です。あるガーデナーの方々は今まで一番美しいバラのグループになるだろうと評してくださっています。 ジ・アレキサンドラ・ローズ ウィンドフラワー ●つるばらのイングリッシュ・ローズ いくつかのイングリッシュ・ローズが、非常に美しいつるばらとして使用できることはご存じでしょうか。数品種のイングリッシュ・ローズは壁面を覆うつるばらとしてこの上もなく美しく仕立てられます。高さを出して使用したいときには有効です。大きめの品種はアーチや田舎風の仕立てなどに適していますし、壁面には北向き、南向きの差なく使用できます。これらはその目的のために育種されたものではありませんが、他のグループのいくつかのシュラブローズはつるばらとしての特徴も持ち合わせているのです。これらはシュラブとしてもつるばらとしても使用できます。 クラウン・プリンセス・マルガリータつる ガード・ルード・ジェキルつる スノー・グースつる ア・シャロップシャイア・ラドつる コンスタンス・スプライつる フォールスタッフつる グラハム・トーマスつる 他 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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