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バラとワイマな日々

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2017年04月05日
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http://www.koinuno-heya.com/news/2016/november/24.html

犬の胸腺は1~6ヶ月齢で重量が増した後、2歳になるまで徐々に小さくなります。
人間では胸腺3割、腸管7割で免疫機能を分担しています。犬も似たようなものと思います。

胸腺の免疫3割が失われた時に、お腹が弱いと免疫機能が狂うわけです。
サリーの場合、膀胱炎に始まってお腹が弱い間ずっと病気が続きました。

仔犬の頃から下痢はしないけど、いつも軟便と粘膜便でした。腸の細胞は最速で生まれ変わりその死骸が粘液なので、便はいつも薄い粘液に覆われています。つるんと見えるのは健康うんち。どろんとした多めの粘液が付いていたり、便の後半に半透明の粘膜の塊がたくさん出るのはダメうんち→腸内フローラ乱れて腸管免疫が働いてません。

サリーは眼の手術後退院してから、粘膜の塊に血液混じりの物が出ました。これを獣医さんに伝えても、下痢してなくて元気なら大丈夫、様子を見ましょうとなります。実際それで大ごとにはなりません。犬は本当に表面上は元気な動物で、そんな時でもグッタリ倒れて元気がないなんてことはないのです。

でも、ダメうんちが出ている限り、免疫機能が上手く働かない状態はずっと続きます。それはいわゆる未病状態であり、体の奥では何かしらの病気が進行するわけで、症状が出た時には手遅れになりがち。

健康うんちにするためには、良質な食事、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスを積極的に摂ること。抗菌薬や抗生物質やステロイドなどの薬を乱用しないこと。雑菌や歯周病菌を極力腸内に入れないこと。

勘違いしがちなのが、便の硬さ。ドライフードで軟便になる個体に、骨つきの生肉などを食べさせて硬くて良いうんちが出たと喜んではいけません。単に骨の成分で便が硬くなっただけで、腸が健康になったわけではないのです。





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Last updated  2018年10月28日 14時08分52秒
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