『キャベツくん』
学校おはなし会で「キャベツくん」を読んだら、こうなる!「ブキャッ」今日は雪。暖かいこの地域では、雪が積もるのも1~2年に一回程度でめずらしいが、12月に積もるというのはかなり稀らしい。F文庫から来られるSさんを車でお迎えに行く約束だったが、二人して遅刻してしまっては洒落にならないので、バスで来てもらうことにして、私も徒歩で行った。(私はもともと学校までゆっくり歩いても5分なのですが)学校の前の道を、雪かきしていらっしゃるのは、教務主任の先生かしら・・・?それとも校長先生?ご苦労様です。さてさて、2年生の子ども達は今日も元気でした!ホントに子どもは風の子なんですね。ストーブに近いところに移動したおばさん達とはちがって、床にじかに座っているのに、この熱気。活動記録を見ていただくとわかるのですが、今回はちょっとクリスマスっぽいプログラムにしてみました。でも静かになりすぎかなぁと思い、4番目に暖かい色味の「キャベツくん」をもってきたのです。読み手は・・・私ではありませんよ。この手の絵本はさゆりちゃんにお任せなのです。「もう、爆発させちゃっていいですよ。」と、お願いしておきました。リハーサルでは、聞き手が大人ということもあり、プッ、クスクスッと笑う程度で終わっていたのです。・・・が、2年生は、見事にはじけてしまいました。表紙の色を見ただけで「あ、キャベツくんだ」「知ってる」「知ってる」の声。それまで静かにお話を聞いていた子ども達が、もう、鼻がキャベツになったブタヤマさんがでた時点でゲラゲラゲラゲラ大笑い。さゆりちゃんは淡々と物静かに読むタイプなので、このままでは続きの声がかき消されてしまう。でも何とか辛抱して、笑い声が治まった一瞬を見計らって次のページへと進む。また、笑い声。思惑通りの(?)大爆発でした。「次を先に言わないで!ぼくはこのおはなしを知らないんだ!」と、後ろの子に何度も言い返す男の子。「しずかにしてください!」と全体を制す女の子。ちょっとはじけすぎちゃったかな?さゆりちゃんは、やりにくく疲れたかもしれないけど、45分のプログラムの中で、こういう抜ける時間も必要だと思うんですが、どうかな?さゆりちゃんと入れ替わりで、最後のパネルシアターの準備が始まると、もう「次は何かな・・・」とシ~~~ン。「ジャックのたてた家」の世界に見事に入ってきてくれました。プログラム作成の段階では、2年生これ面白いのかなぁ・・・と、やや不安もあったのですが、オーソドックスなものだけに、低学年向きだったかもしれません。ちなみに、うちの子(2年生)、学校から帰るなり、「おかあさ~ん、全部知ってる話だよー」と感想。プログラムは内緒だったけど、どうしてもこうなっちゃいます。次女は普段から、私の行動細かくチェックするタイプだから仕方ないんです。「でも。読み方が、みんな、お母さんより上手だったから、面白かったから、許す!」ときた。母、絶句。