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カテゴリ:【起業塾】講義の感想
12/3(土)33期ベーシック第2回講義(12:30~14:30):講師/鈴木友華先生
「情熱とネバーギブアップの精神で」 第2回講義の講師は、(株)アントレサポートの鈴木友華社長。 細くて可憐な外見でいらっしゃるにもかかわらず、すごいバイタリティを秘めていらっしゃいました。 お話の内容は、融資を受けて渋谷区にレンタルオフィス経営を立ち上げ、運用していくまでの経緯です。 まだ20代前半の頃なら、さらに可憐な雰囲気だったでしょうに、 直観で決めた物件を手にいれるため、中小企業金融公庫を1年かけて説得し、 8000万円の融資をゲットするお話は圧巻でした。 週に2.3回は担当者に電話をかけ、 週に1度はアポなしで事業についてリサーチした結果を報告しに行き、 「この仕事は国のためになる」とかアピールしたり、時にはお涙頂戴も。 なんでもかんでも使えるネタはすべて使って担当者の心を動かし、 1年後には融資を勝ち得たということ… 「『情熱』があれば、人は動く」というお言葉が、印象的でした。 銀行では一般的に、新規での高額融資を受け付けてもらえないとか、 国民生活金融公庫は4000万円までの融資だとか、 高額融資が必要な起業家のタマゴには、具体的で為になるお話だと思います。 そもそも鈴木さんは、なぜレンタルオフィスを経営しようと思ったか? それはご自分が広告代理店として起業した際に、家賃やら設備投資やらで、 「起業にはお金がかかる!」という経験をされてきたところから始まっています。 これが第2回講義のメイン、「ゼロから始める事業プランの視点」ということで、おなじみ図解。 その他、下記に講義のポイントを整理しました。 ■他業者との差別化(Only1ポイント) 当時は、他にもレンタルオフィスがあったので、 そこへ客として調査に行き、「自分だったらこういうサービスがいい」 という視点から、下記のようなオンリーワンを付け加えた。 ・個室(個人の空間が守れる) ・華やかさ、明るさ ・癒しの空間 ・セクレタリーサービス ・スタッフが全員女性 ■会社にお金を残す工夫(自分でできることは自分で!) ・オフィスの図面は知り合いの設計士にアルバイトで依頼 ・オフィスデザインは、気に入ったカフェやデパートの写真をとり、 内装業者に依頼(値引き交渉も) ・コピー機などオフィス機器なリースやレンタルで ■集客で工夫 【ホームページ】 ・つくり主の思いを伝える工夫 ・自分でレンタルオフィスを使ったときのイメージができる ・レンタルオフィスvs賃貸の比較 【ビラ貼り】 ・ターゲット層によって場所を考えて貼る ・ひやかし客にも丁寧に対応(ひやかし客が契約する客を連れてくる) ■モチベーション ・気持ちが負けそうになったときは、「コレがダメだったら、こうしよう」という、 あらかじめ自分の中に代替案をつくっておく。 ■勝ち組起業家の条件 ・自信と情熱があること →自分の事業について1時間でも2時間でも話せる ・ネバーギブアップ →失敗と改善を繰り返し、創意工夫をして、目的に近づいていくこと ・人柄の良さ →自分だけでなく、「みんな」で幸せに、得に…という思いの人に、人が集まる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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