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テーマ:転職・再就職(1120)
カテゴリ:研究
いろいろ研究をしても、ヒトに使えるクスリになるまでの道のりが遠すぎて、現実的には論文執筆のため、研究費獲得のためというのが目的になりつつあったのが何と無く不安だったので、知り合いの誘いがきっかけで、実験レベルのものを実際にどうやって薬にするのかななんて、だんだん興味が湧いてきた。
そして、自分の専門分野はちょっと古くて不人気なものだったけど、たまたまその頃企業が興味をもちはじめた様で、ちょいちょいその専門性での求人を見かけるようになってた。 いい機会と思って、数社にアプライしお話を聞かせてもらった。 研究と開発ってなにが違うの?マネージメント、なにそれ?って状態だったから、説明されてもよくわからない事はあったけど、会社の方々は丁寧で、しっかりしていて、でもなんか少しこわい印象だった。それは、アカデミアで慣れいていた何と無くアットホームな対応と違ったからなのかもしれない。 実際に研究所を案内してくれたところもあって、きれいで大きくて人がたくさんですごいなぁと普通に思った。 そこで製薬会社の研究者は、医者と薬剤師もいるけれど獣医さんが多いということを初めて知った。ヒトの病気の研究なんだから、医学部薬学部だろうと勝手に思っていたから、なんかすごく違和感を覚えた。でも、実際は動物試験を行うからって事らしい。今でもそこは少し疑問な部分ではある。 就職先の選択肢を増やしたら、いろんなパターンの人生が見えてきて楽しくなってきた。そして、今まで考えてなかった企業への挑戦はなんだか新しいことがたくさんでおもしろそうな予感。 だけど、企業は中途採用を好まない。新卒から丁寧に人材を育てていくんだと聞いていたから、その中に入って行くには勇気がいるし、そもそも受け入れてくれるのかも疑問だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月30日 23時00分53秒
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