アメリカ研究生活サバイバル~その後

[研究] カテゴリの記事

全25件 (25件中 1-25件目)

1

• 飛びこむ新世界

  「企業に行ったらアカデミアにはもどれない」呪文のように何度も聞いた言葉。ポスドクを長くした研究者は企業では嫌煙されるだとか、いろいろ聞いてると、企業って行ったら最後、そこがとっても怖いところだったとして、やっていけないって思ってもアカデミアにはもどれないんだという不安があった。やっぱりアカデミアが好きで、純粋に研究がしたいと思った。でも、気持ちを前向きにしてくれたのは、誘ってくれた知り合いの人に久々にあってお話ししたときのその人の雰囲気だった。会社に入った経緯とか会社でのこととかいろいろ説明してくれてたんだけど、なんか目がキラキラしてて、本当に楽しそうに話をしていたから、つられてワクワクしてしまった。あんなにバリバリのアカデミア研究者の印象だった人が、会社でキラキラ活躍してることがなんだか不思議で、企業って本当はどんなとこなんだろうって興味が湧いて、どんなものか試してみようって思えた。なんかそんな人生もいいかもしれない。ダメだったとしても道はあるはずと思って、思い切って転身することにした。それが、4年前。人事の人との確認面接の時は、長く働いてくれる人がいいけどできますかと聞かれた気がする。何がしたいと聞かれて、感染症を撲滅したいと答えた。今も気持ちは変わらず、もっと現実的になってワクワクしているかも。

  2016年04月04日

• 迷う進路

  いろいろ研究をしても、ヒトに使えるクスリになるまでの道のりが遠すぎて、現実的には論文執筆のため、研究費獲得のためというのが目的になりつつあったのが何と無く不安だったので、知り合いの誘いがきっかけで、実験レベルのものを実際にどうやって薬にするのかななんて、だんだん興味が湧いてきた。そして、自分の専門分野はちょっと古くて不人気なものだったけど、たまたまその頃企業が興味をもちはじめた様で、ちょいちょいその専門性での求人を見かけるようになってた。いい機会と思って、数社にアプライしお話を聞かせてもらった。研究と開発ってなにが違うの？マネージメント、なにそれ？って状態だったから、説明されてもよくわからない事はあったけど、会社の方々は丁寧で、しっかりしていて、でもなんか少しこわい印象だった。それは、アカデミアで慣れいていた何と無くアットホームな対応と違ったからなのかもしれない。実際に研究所を案内してくれたところもあって、きれいで大きくて人がたくさんですごいなぁと普通に思った。そこで製薬会社の研究者は、医者と薬剤師もいるけれど獣医さんが多いということを初めて知った。ヒトの病気の研究なんだから、医学部薬学部だろうと勝手に思っていたから、なんかすごく違和感を覚えた。でも、実際は動物試験を行うからって事らしい。今でもそこは少し疑問な部分ではある。就職先の選択肢を増やしたら、いろんなパターンの人生が見えてきて楽しくなってきた。そして、今まで考えてなかった企業への挑戦はなんだか新しいことがたくさんでおもしろそうな予感。だけど、企業は中途採用を好まない。新卒から丁寧に人材を育てていくんだと聞いていたから、その中に入って行くには勇気がいるし、そもそも受け入れてくれるのかも疑問だった。

  2016年03月30日

• さよならアカデミア

  実は2012年に、ラボが閉鎖すると言うきっかけで企業の研究者に転身しました。それまで企業への就職は全く考えていなかったので、自分の人生の中では紐なしバンジーした感じです。えい！！ってな感じ。当時所属してたラボが突然閉鎖と決まったとき、アカデミアでどこか研究室ないかなーと探してました。分野がある程度一致すること等条件を入れると、コネなしではなかなか見つからないなーと思ってたときに声をかけてくれたのが、今の会社の人です。それがアメリカ留学中に参加した国際学会で知り合った、ニュージーランドでポスドクを10年以上もしてるという人でした。マニアックな学会だったので私以外唯一の日本人参加者でした。その時はウイルス大好き研究大好きなバリバリのアカデミア研究者という印象でした。その人から急に連絡が入ったんです。学会で会ったぶりなので4-5年ぶりでしょうか。話を聞くと、その人は、いつの間にか企業に入ってプロジェクトを動かしてました。目をキラキラさせて、おもしろさを教えてくれたんです。アカデミアでの研究と実際に実用化されるまでの道のりが遠すぎて、少し目標が薄れてきた感覚があった時期でもあったわたしは、考えもしなかった企業について考えるようになりました。

  2016年03月28日

• 不安定

  ドクター（博士号）を取った後の職がポスドクって言うんだけど、これがまた不安定な職だったりする．契約社員で、年棒制（ボーナスとか家賃補助とかいろいろない）．研究費で雇われてたりすると、研究費が取れなくなると同時に職を失うし．ボスに雇われているから、研究室がなくなると同時に職も失うし．１年契約とかが多いし．みんながほぼ同じ条件だから、次の研究室に移りやすい事はあるけどね．ただ、ポスドクずっとはできない．歳を取ったポスドクはお金がかかるから研究費を節約するためにも雇いたくないからね．それに職員になる年齢っていうのもないようであったりする．だからポスドクは早めに切り上げて、ちゃんとした職につきたいなってみんな思ってると思うけど、なかなか見つからなかったりする．いい職に就くためにも業績がいるね．あと、しっかり独立して自分で考えられる力かな．行くところによるけど、今でもコネクションがほとんどなとこもあるみたい．なんかとっても不安定な職だなぁって思う．気持ちも不安定になるよね．この頃悩み事がいろいろあるなぁ．最近休みなしで働いてるせいかな．ぱぁっとストレス発散しなきゃ！！

  2011年06月17日

• ちょっと一息

  ここしばらくは仕上げなきゃいけない書類で、気持ち的に大忙しでした。夜眠る時もずっと気になってて、なんだか休んだ気がしません。それに、ネットには誘惑がいっぱい。集中がきれると、ついつい遊んじゃいます。それもまた自己嫌悪だったりしてそれがようやく終わったので、ほっとしました。何にも気にしないで眠れるのって幸せ（＊＾－＾＊）ひさびさにぐっすり眠れましたえへへもう少し集中力が続くといいんだけどなぁ。そしたらもっと早く終わるはず。でも、何にもないところから何かを作るのは難しいです。文才がないし・・・。情熱もないし・・・。野心もないし・・・。う～ん一番の問題は、書かなきゃいけないタイトルに興味がないことと、今までやってきたことと違うことだから、その研究がどれくらいの価値があるものなのかがいまいち分からなくって、モチベーションがあがらないことなのかも。それに研究室ではみんなそれぞれ話をしてたりするから、集中できないんです。だからイヤホンで曲を聴いてみるけど、今度はその曲が気になって集中できないし。歌詞がないクラッシックなら大丈夫かと思ったら、意外に突然入って来る高音部分が気になったりしてダメでした。種類にもよるのかなぁ。たまたまジャズにしてみたら、少し気にならなくって集中できました。でもやっぱり、希望は無音なんですけど～～、みんながいるところではしょうがないですよね。よくラジオを聴きながら受験勉強しするって聞くけど、みんなすごいですね。わたしは音とか言葉とかあったらぜんぜんダメっぽい。外の音が聞こえなくなるっぽいヘッドホン（？）とかがいいのかなぁ。

  2009年10月27日

• いっとうしょうをとるということ

  暖かい日々が続きます。週末はコートもいらなかったし、外に出たときに“うわっ！！”っとびっくりするような寒さもなく、おだやか～～に過ごせました。そうして気をゆるしてると、また極寒の日々がやってきて泣きたくなるので、ほんのひとときの春と思って楽しんでいます。最近よく考えるんですよね。今まで１位になったことがどれだけあったかなぁ。１番になりたいっ！！と強く思ったことがあったのかなぁ？今まで１番にこだわったことがおそらくないので気付きませんでしたが、どんな小さな１位でもすごいことだなぁと思ってきました。10人中１位になることと、１００人中１０位以内に入ることは確率的には同じだけど、わたしは10人中１位になる方が難しいように思います。人数が増えて100人中１位になることと、1000人中10位以内に入ることも、わたしにはやっぱり100人中１位になる方が難しく感じます。それが、どんどん数が増えていったらたいして変わらないかもしれないけど、それでもやっぱり何分かの１になることは難しそうです。ものすごくがんばったら上位に入る可能性がふえるし、やればできる！！と、そう思えます。でも、１人だけとなると、がんばり以外にも運とかいろいろ入ってきそうだし・・・。それでも１番になる人がいるということは、自分にも可能性はあるんだろうなとは思いますが・・・。でも、ひとりって・・・。と、悩んでみた今日この頃です。

  2009年03月09日

• 温暖化の影響？

  こちらはまだまだ寒さが続いてまして、先日積もった雪がまだ溶けてません。日本は相変わらず暖冬のようですね世界的にみると、2007年1月の世界の月平均気温は、統計を開始した1891年以降で最も高い値となり、先月（2006年12月）に引き続き第１位を更新しちゃったそうです（気象庁より）。長期的には、1月の世界の月平均気温は100年あたり＋0.73℃の割合で上昇しているそうです。これらの要因には、酸化炭素などの増加に伴う地球温暖化の影響に、エルニーニョ現象や十年～数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったものと考えられるそうです。（わたしの中で）最近流行りのカエルのツボカビ病流行による絶滅危機もそれが原因だったりするそうです。せっかくなのでちょこっと調べてみました。ツボカビ症とは両生類の感染症で、致死率が高く(90%以上)、伝播力が強いそうです。世界の両生類 5,743種のうち、120種が1980年以降に絶滅したと推測され、さらに1,856 種(32%)は絶滅のおそれがあるとされているらしいですが、その急激な絶滅を加速させてる原因の一つにツボカビ病があげられています。これまで、アジアではその感染は確認されていなかったのですが、ついに2006年12月に、日本で飼育中のカエルで確認されてしまいました。日本上陸！！（全然うれしくない）原因菌は淡水中や土壌にいるそうで、困った事に、その菌は数週間その中で生きてるそうです。そして、温暖化により気温が上がる事で、ツボカビの菌はとっても快適に育っちゃうらしいんです（予想）。なので、たくさん飼ってるカエルが死んじゃって、その水槽の水をだ～～～っと外に流しちゃったら最後、ばばーーーんっと病気が広まっちゃうわけです。私は好きなのでとっても興味がありますが、カエルなんで、一般的にあんまり緊迫感がないのが現状ですが、カエルが減ると虫が増えるし、野鳥類が減ります（食物連鎖）。まあ、つまり、カエルの病気だけどカエルにとどまらず被害がでると言う事ですね。こまったこまった。対策があるので、カエルなどの両生類を飼ってる人は参考にしてください。他に温暖化の影響として、前にテレビで見た事があるのは、温暖化によって何億年前の氷が溶け出して、大昔に流行った伝染病などのウイルスやら菌がまた猛威をふるう可能性があるとのこと。怖いですね。

  2007年02月09日

• 自然選択説

  私がまだまだ実験をはじめたばかりのころについてた先生と激しく言い合った議論があります。当時、不妊治療の研究で、人の精原細胞をマウスで分化させて人工授精に使う（ちょっとあやふやですが。。。）と言うのが問題になってました。その不妊治療について先生と私で全く意見が違ったのです。先生は、そもそも遺伝子的に不妊の人たちの治療に反対だそうで、理由は、それをすることで治療する側の仕事をふやしているだけだから（くいぶちとか言ってたかな）。つまり、遺伝的に不妊の人の場合、出来た子供も不妊になる可能性がある。そして、またその子も不妊治療をする必要ができてと、、、。その治療は、そういう遺伝子を増やしてる（残してる）にすぎず、結果として治療をおこなう人たちの稼ぎになるだけとのこと。そう言う人は自然淘汰されるべきだと。。。私は、なんだか、その自然淘汰という言葉にとても不快な気持ちをいだきました。自然淘汰とは、ダーウィンの進化説で、生物にはさまざまな変異がみられ、それが、環境などによって適応する個体は生き残り、適応できなかった個体はなくなり、そして進化してきただろうというものだったはずです。その先生は、自然において淘汰されるべきその遺伝子を残すべきではないと言いたかったのでしょう。でも、私は、医療技術の発達している今、自然淘汰説を述べられても納得できません。私はワクチン研究をしていますが、それも、その人の考え方にあてはめると無意味です。インフルエンザ、HIV、SARSなど、いろいろ死に至る感染症がありますが、そのウイルスに耐性のない個体（人たち）は死んで、耐性のある個体（人たち）のみ生き残るのが正しい事になります。臓器移植だってその考え方だとするべきじゃなくなるし。その環境に適する人だけ生き残れば良いと言う考え方は、どうなんでしょう。私たちには技術があります。まだまだ出来る事の方が全然少ないですが、それでも数えきれないくらいの人が毎日研究して、より多くの人が助かる道を探しています。なので人が開発した治療も一つの生き残る手段だと思います。自然淘汰いうのは、生物の歴史的にそうなって進化しただろうということであって、環境に適さないものは排除されるべきだという考え方ではないでしょう。そもそも人間は知能によって、自然淘汰からのがれてきたはずですから。最近いじめが問題になっていますね。かなしいことにいつの時代もいじめはありますね。そう考えると、集団生活をする上で、いじめ自体もしかしたら人間の本能的な行動なのかもしれません。本能だからしょうがないのではなくて、むしろ、文明人なんだから相手を理解し思いやる心を学習して本能的行動を軽減できませんかね。人を思いやる心と言うのは、どうやったら身に付くんでしょうね。きっとたくさんの人がそれについて研究してると思います。つらい思いをしてる人が減るように祈ってます。なんだか分かりにくいと思いますが。。。２つはちょっと似てる気がしました。

  2006年11月08日

• ♪幸せ続き♪

  今日、さらにもう一本の論文がアクセプトされました（＾▽＾）/！！ひゃぁぁぁ．立て続けでかなり幸せいっぱいです．今回は、ショートの論文ですが、ドクターのうちに自分がファーストの論文を3-4本を目標にしてたんで、ぎりぎりになって達成！！審査のコメントでは、べた褒めしてくれた人がいて、自分の考えが認められたかんじで、かなり嬉しいです．残りもわずかになってきたので、ラストスパートしてる最中です．

  2005年12月14日

• ☆☆☆学位審査の日程決定☆☆☆

  さっき教授めぐりをして、日程が26日に決定しました！やっぱり楽しみにしていたSkoop On Somebodyのコンサートの日です！！がっかり・・・．でもその日しか、教授たちの予定があう日がなくって・・・．そして、28日の15時までに質疑応答を書いて提出しなければなりません．ひゃぁぁぁまず、コンサートにはいけるんでしょうか！！？そして、質疑応答の文はそんなに簡単にかけるんでしょうか？？？気が重いことこの上なしです．．．なにか作戦を立てねば・・・．

  2005年12月12日

• 学位審査の日程調整

  まだ、教授会は行われていませんが、その後に学位審査をすることになります．で、審査の先生方3人の予定を聞きに行かなければ行けないのですが、私はのんきに教授会が終わってからでいいやって思っていたんです．でも、年末も押し迫ってきてまして、特に臨床系の先生はご多忙だそうで、その前に行かなきゃということに気付き、急いで、緊張しながら聞きに行ってきました．そしたら教授の１人は、今月のあいてる時間がなんと５時間分しかありませんでした．１２月はまだまだあるのに～～～．やばっ！そして、今日になって、二人目の先生の予定表をいただいたのですが、二人ともの先生があいている時間が今月たったの３時間・・・．しかも月末の方で・・・．そして、なんと！！その日は前々からチケットも取ってあるSkoop on somebodyのコンサートの日ではありませんか！！えまーじぇんしーデスヨ！月曜になったらもう一度予定を調整しに行ってみますが、最悪、今月中には終わらせたいので、コンサートの日に審査を受けてそのまま逃亡・・・かな・・・．う～、審査が終わったらそのまま質疑応答の内容を文章にして提出しなければなりません．うちの教授のことだから、審査が終わったとたん、「今から書いて今日中に出しなさい」といいそうですよ・・・．その言葉をさえぎって「今日は用事があるから帰ります」と言ってコンサートに何とか間に合ったとしても、思う存分楽しめるのかと言ったら、絶対無理でしょ～～～あ～～～どうなるんだろ～～～

  2005年12月10日

• ☆☆論文☆☆

  どうやら論文が雑誌にアクセプトされたっぽいです！あと、文章の間違いを直して投稿しなおせば良いようです．やったね！！いや～長かった！！いつ投稿したか忘れてしまうほど（＾－＾；）））確か改訂版を再投稿したのが確か11月2日・・・．改訂版を出すように言われた時は、特に実験のことは言われず、文章中に入れるべき見解のようなものを何個か指摘されたので、いろいろ調べて書き加えたのを投稿しました．直したのは文章だけなので、レビューなんてすぐ終わるだろうとたかをくくってたんですが、なぜか1ヶ月もまたされるはめに・・・．欲を言えば、後3日ほど早かったら、この論文を主論文にして学位審査の申請してたのになぁ～～～．ざんねん・・・．とりあえず、学位審査の決定委員会が始まる前だったので、この前がんばって作った博士論文の要旨の最後に副論文として書き加えた書類を25部作り直して学務係にダッシュ！！もう時間も18時に近かったけど、担当の人がいてほっとしました．「あの・・・差し替えしてもいいですか？f＾－＾；）））」すると笑顔で「いやです♪」ひゃぁぁぁじょうだんきついよぉぉ．とりあえず無事だせてよかったよかった．

  2005年12月06日

• 学位審査の書類作り

  そろそろ卒業なので、学位審査というやつを受けなければいけませんっ（＾－＾；））10月にとある雑誌に投稿して、11月2日に改訂をだして、そのまま論文が通るのを11月いっぱい待ってたんですが、エディターから返事が全然こないので、しかたなくすでに出ている論文で審査を受けることに・・・．できれば、新しい方で審査をうけたかったなぁ～～～．でも、12月に審査の申請をしたら審査は１月になってしまいます．そしたら、１月に卒業旅行に行くという計画がなくなってしまうので、しかたなく・・・．ほぼ朝までかけて1日遅れで書類を（無事に？）提出♪今月審査です！！でもそれさえ済めば・・・夢はふくらむばかりデス♪

  2005年12月04日

• ♪学会に参加♪

  ウイルス学会に参加してきました♪今年は、発表もなくのんびり傍観者状態です♪これが、口頭発表なんかある時にはそれどころじゃありません．学会なんか思う存分満喫できません．発表が始まるまではどきどきどきどき落ち着かないし！終わったら、どっと疲れが出ちゃってもう帰りたくなります．学会には口頭発表とポスター発表があります．口頭発表は演題にたち大勢の前で大きなスクリーンに研究成果を映して発表します．その後、とっても苦手な質疑応答があります．緊張してると質問者が何を言ってるのかさっぱり分からなくなってしまいます．うまく返答できるようになりたいんですけどね～～～．その分、ポスター発表は気が楽です．ポスター発表は、研究成果を分かりやすくしたものを掲示板に貼るものです．これは大勢の前で発表することもないので緊張感もほとんどありません．ポスターも作ってしまえば、当日は貼るだけです．今回はそのどちらもなく気楽です．少し物足りませんが・・・じっくり他の人の発表を聞いて、ポスターをながめて勉強した気になって帰ってきました．学会に行くと、実験意欲がわいてきます．すごく頑張ろうって思います．オリンピックとか見た後とかに似てるかも・・・いずれは、実験成果を大勢の前で発表したい！！と思えるような自信をもちたいかな．

  2005年11月22日

• ウーロン茶事件勃発

  私が実験をしていると、向かい側の実験台からなにやらただならぬ雰囲気がただよってきました．先生「わたし、払いました！！」学生「足りません」先生「だって払いましたよ！！」学生「だって2Lだったのにあれは1.5Lじゃないですか！！」学生と先生がなにやらもめているようです．どちらもかなり熱くなっているようで、だんだん声も大きくなっていきます！おかげで、全く実験に集中できず、かなり意識がそっちにとられました．どうやら、学生（女の子)が冷蔵庫に自分用に買っておいたウーロン茶(2L)を保存していたんですが、それを先生がかってにお客様にだしてしまったようです．先生は、お客様が来ることは前日から分かっていたらしいんですが、お茶を用意せず、当日やっぱり必要になってあわてて彼女のウーロン茶(2L)をかってに使ってしまったようです．ほとんど使ってしまったようで、もう残っているのはわずかでした．その後、秘書さんに頼んで買ってきてもらったウーロン茶は1.5Lだったらしくて、先生はそれを彼女に返したみたいです．それで、500mL足りないという話のようです．それはそれは大人気ない言い合いで、小学生もびっくりです．先生「じゃあ払えばいいんですね！！」といって200円を彼女に渡して、「もう文句ないね！！！」とけんか腰．彼女はそんなのものともせず、「もう飲まないでくださいね」とひとこと．この言葉でさらに先生がぶちぎれて、「お金払ってるのに！だいたい私はあなたのウーロン茶なんて飲みたくない！！お客が来たからしょうがなくだしたんですよ！」なんて、また勃発．そのうち先生は「じゃあ、教授に言って下さいよ！」と言い始め、彼女は彼女で「はぁ？？？意味わかんないです」と言う感じです．なんとか収束しましたが、聞いてるだけでかなり疲れました．先生は一言謝っていればよかったんだろうし、彼女は彼女で言い方を考えたほうがよかったのかもしれません．でも、か～～～っっとなってるときって、そんなものかもしれないですね．

  2005年06月15日

• サウナのように暑い研究室

  このごろ研究室が暑くて実験効率が落ちまくりです．外のほうがよっぽど涼しいなんてことは良くあることで、空調が壊れているのか、節電なのか、とにかく暑いです．研究室には、大型の機械がたくさん入っていて、それらが部屋全体の温度をあげています．冷蔵庫が4-5台もはいっている部屋もあります．そして、どの部屋も空気は流れていないので、かなりこもったかんじです．頭はぼぉぉぉっとします．ガスバーナーを使った実験のときなんかは、かなり過酷です．なので、ついうっかり事件が多発します．順番に試薬を入れていたはずなのになぜか一個だけ量が少ないとか･･･分かりやすい間違えならいいですけど1mlの1000分の1の分量を入れたかどうかなんて、分からなくなると大変です．そんな少ない量だからもう１回入れればいいと言うものではなく、それ以上入れるとおかしくなってしまうものとかも良くあります．そんな時は、絶望的です．と、ミスを連発してしまいます．とにかく暑い～～～節電もいいですが、間違えてやり直すことでなくなる試薬を節約するためにも是非涼しくしてもらいたいものです．

  2005年06月09日

• 日曜の朝に呼び出されること

  私はたいてい土日も研究があるので大学に来たりします．でも、あくまでも自主的に来てるのであって時間も夕方から夜にきます．おうちでのんびりしたり、お出かけしたりしてからきます．でも、昨日は強制的です！！教授に日曜9時30分に来いと言われてしまったのです．論文をなかなか仕上げない私を手伝ってくれるらしいんですがはっきり言って日曜朝に強制的に来させられるのは納得いかない！！休日なのに普段より早起きなんてしたくない！！でも、私は見てもらう側です（；＿；）））文句なんて言えません．むしろありがとうと言わなければならない立場であって・・・決して、教授が午後からゴルフに行きたいがために朝早くなったとしても文句は言えません．長々と説教をされ、最近は週6日以上大学にきてがんばってるのにもかかわらず、木曜から見てないとか言われて、めちゃめちゃ木曜いたし！金曜はバイオのシンポジウムに参加してたし！かなりストレスがたまりました．最終的に私には誰かを蹴落としてまで這い上がるという野心が足りないといわれました．そして、自分の研究が一番だと自信をなぜ持たないのかと．ううう～ちゃんと言い返せるように論文だって書き上げたいし、実験成果だってあげたい！！とにかく苦笑いですませたくないよ～！！！負けたくない！がんばるしかないね！でも、日曜に時間指定で呼び出すのはやめてほしいなぁ．

  2005年05月23日

• あわわわわ(>_<)))

  なんかここ数日やらなければいけないことだらけで、かなりヤバイです．実験は1週間がかりの結構時間のかかるものを、新入生に教えながらやってます．しかも、自分の実験ではありませんっ自分の実験も平行してやってますっこれだけならなんとか乗り越えられるのに、論文を書いて見せろといわれてしまいました．期限付きで！あわわわわわわそのためには大量に調べ物をしなければいけない上にかなり精神力を使います昨日は朝８時に起きたのに寝たのは今日の９時すぎです（＞＿＜）あわわわわわ実験なかなか終わらないし・・・終わったらくたくたで、デスクワークに集中できませんっあわわわわわ追い込まれるとかなり弱いです．一昨日は電車のなかで泣きそうになりました（＞＿＜）あわわわわわう～なんとしてでも乗り越えねば！！がんばろっ！！

  2005年05月14日

• 日本語ぺらぺらのある中国人（今は日本人）の弱点

  うちのラボの中国人の先生（男性）は最近帰化して日本人になったばかりですが、漢字で書けないものの意味が良く分からないそうです．それはバレンタインデーの日です．研究室でのんびりしてたら先生がやってきて「もうチョコあげましたか？」と、早速聞いてきました．先生はこの手のネタが大好きで、ことあるごとに聞いてきます．めんどうなので、「あとでこっそりあげるんですよ」と言いました．ここから話が始まりました．「”こっそり”って何？」え～～っと内緒で？誰にも知られないように？ニュアンスなので説明してもなかなか分かってもらえません．どうやら、漢字で書いてあるものは大体推測できるそうですがひらがなのものは分かり難いらしいです．そんな説明をしていると、そこにいる人たちはそれぞれに言い始めました．「しっぽりだよ！」（それはちがう！！）「さっくり！」（なにが？）「どっぷり！」（？）「ざっくり！」（なにかのゲーム？）「こっくり！」（あんま使わないよね）「とっくり」（いやそれは名詞だし)「がっくり」（あ～よくつかうかも）「しっとり」（クッキーとか？）「きっかり」（ふんふん）「きっちり」（なるほど）・・・"○っ○り"って言葉いっぱいあるねっ！！あたらしい発見です．そして先生にはどう説明しようか迷ったままです（＾－＾；）））

  2005年05月09日

• ゴールデンウィークに研究

  いつものことながら、休日に研究室で実験です．しかも、今はゴールデンウィーク！いいなぁ～大学には原付バイク（ちょいのり）で登校してます．時速約30km/h走行です．（あたりまえ？）それ以上でません．アクセル全開ですが・・・．国道走るの怖いです．トラックが容赦なく幅ぎりぎりで猛スピードで抜いてゆきます．あわわわわわわわじゃまそうなので、なるべく端っこ走りマス．おそくてスマソ．今はゴールデンウィークなので道が混みこみです．大学までには、お出かけスポットが2つほどあるので、土日や特に連休は道が混んで動かなくなります．なので、こんな私でもすいすいす～いと追い越しできちゃいます．調子に乗ってると、後ろからバイクがやってきてふかされます（T－T）））スマソそそくさとどきます．う～んみんな混んでてたいへんそうだなぁといつも感心しながら思ってます．休日なので、のんびり研究してます．10日間休みの人もいると聞くとちょっと凹みますが・・・．

  2005年04月30日

• 英語論文作成に苦悩

  まだまだ論文かけてません．ある程度骨組みはできたし、日本語と英語混じりの怪しい文章が出来上がりつつあります．でも、そんな状態でもう数ヶ月（＾－＾；）））これは本気でやばいと思い、先生に助けてもらうことにしました．70%位できた最初の区切りまでを見てもらい、さくさく直してもらいました．実は、最初の区切りまでは100words以内．すっごく短いです．先生は10分位で直してくれました．さすがに早いです．おそらく全文でも1日以内に書ききってしまうでしょう．でも、全部書いてもらったら何にも成長しないから、やっぱり自分で四苦八苦してある程度かたちになってからみてもらうと決めていたので、残りはまたできてから直してもらうことにしました．でも、最初が決まったので、気分的に前に進めそうです♪うれしいです♪煮詰まってたのがちょっとすっきりしました．またがんばれそうです．そんな時、直した文章を送ってくれたときの先生の一文です．”がんぱってください”だいぶ力が抜けます（＾－＾；）））

  2005年04月23日

• 研究室の大掃除～カビまみれ・・・

  新学期をむかえるということで、研究室内いっせい大掃除が強行された．大掃除は半強制的で、「来なければ、席なくなっても知らないよ」「冷凍室片付けるけど、来ないとサンプル全部すてちゃうよ」的な感じで決められた．それって脅迫ですかっ！！何年もかけて集めたサンプル捨てるなんて言われるだけで、ひやひやします．休憩もなく、金曜日は13時に始まって、落ち着いたのが21時過ぎ．「がんばったね～ピザでもとろうかぁ～～」なんてちょっと期待してたけど、先生方はさっくり帰っちゃいました．しかたなく学生同士でコンビニで食料買ってきておつかれさま～～～ってしました．でも、みんなぐったりこ．大掃除のための実験台や机、実験機具の大移動でみんなへとへと．指示する先生はいい加減で、せっかく運び入れた実験台（4人で運んでたけど、かなり大きい）はサイズが合わなくてまたおなじところにもどしたし．ええええええ！！！昨日サイズ測ってたじゃん！！なんではいらないの？？？しかも20cm位オーバーしてた．先生の測定のせいで、何回やりなおしたことか・・・．さらに、実験用具のストックを置いておく棚を撤去してしまった・・．あああああストックはロッカーの上に置くんですって．高いし重くておろせないじゃん！！使いたい時、重くておろせないよっていったら、誰かに頼めばいいでしょって言われた!!ええええ～～～そうなのぉ？私は誰かがいないと実験できなくなりました・・・．まったく、体力があって力がある人は、体力がなくて力がない人の気持ちがわからないのね．さんざんだぁ．

  2005年04月05日

• 英語論文作成に苦悩(T-T)))ダレカタスケテ・・・

  毎日、医科学系研究に明け暮れて実験結果をいろいろためていくわけだけど、やっぱり、最終的に論文にしなければいけない！！ががーーーんわかってはいたけど、いざ書くとなると何から書いてよいやら・・・．そして、なによりも、英語で書かなくては！！日本語もままならないっていうのに、英語って・・・．英語苦手なのに・・・．英語キライなのに・・・．英語よくわかんないのに・・・．たーーーすけてぇーーって、でも、さすがに今後のことも考えて、自分で論文くらいサクサク書けるようになりた～い！！

  2005年04月03日

• 学会

  学会が二週連続立て続けにあって大忙し．早くのんびりこしたいにゃ～．

  2002年12月03日

• 

  実験ラッシュ

  最近実験ラッシュでひさびさに早起きしてます．なかなか毎朝ちゃんとおきれてない分、久々に早起きすると体調くずしそうないきおいです.でも、仕事している人とかは、もっと早くおきてるんでしょうね．しかも毎日.う～ん、たいへんだ～．まだお昼なのにすでに眠気がやってきてます．今から忙しくなるのに・・・．失敗しないようにがんばるぞ！ちなみに、画像も載せてみました．短冊に託した私の願いです．えへ

  2002年07月19日

全25件 (25件中 1-25件目)

1