引っ越す一月ほど前、もう一度猫探しの張り紙をしました。
お正月にいなくなったかげとら。
前年いなくなったばんや。
かげとらの死を教えてくれたのは、犬の散歩でよく会う方でした。
「あ、なんだ、クリちゃんちですか。ラプラドールのボンのうちのものですよ。」
電話で話していて、犬の名前でようやく相手がわかりました。ボンちゃんのおうちも、その後引越しされたそうです。
きのう前の家の近所にいったら、お隣がばんやに似た猫をみかけたとのこと。
プー、ペケが毎日のようにお世話になっていたお宅に行ってみました。
ばんやの写真を見せると即座に、「うちに来る猫は鼻が黒いから、違いますね」
「プーちゃんは仕事から帰ると、いつもじっと待っていてくれたんですよ。ペケはきまぐれだったけど。会いたいけど、せっかく新しい環境に慣れたなら会わない方がいいかしらね」
子供がいないのでPTAの付き合いもない私、
引っ越してきてまず仲良くなった方たちは、犬や猫を通してのおつきあいでした。クリやプーは私たちより有名人だし。