テーマ:猫は素敵な家族(502)
カテゴリ:犬・猫との出会い
旅先の朝の公園で、不思議な猫に会いました。バンダナ巻いてます。
乳母車に毛布や着替えを積んで おばあさんが公園のベンチでうつら、うつら居眠りをしていました。 ひもでつないだ猫が見えたので、近づいてみました。 「猫ちゃん、さわっていいですか」 「はい、どうぞ」 近よって見ると、茶トラの猫と,もう一匹、三毛の子猫が乳母車に繋がれていました。 こちらは紫のバンダナ。 子猫は茶トラに飛びついて,仲良く遊んでいました。うちのラッキーと、プーやペソみたい。 私は猫の話がききたいけど、おばあさんはまた眼を閉じてしまいました。 公園のお掃除のおじさんが来て、 「あれ、一匹増えてるな」 「おばさん、どこで拾ったの?」 「拾ったんじゃないの、もらったの」 「そうか、もらったのか。おなか空いたって、鳴いてるぞ」 「さっきあげました」 なでるとおなか出します。 思い切って 「猫ちゃんの写真とっていいですか?」と訊くと 「大きいほうだけね。小さいのは怖がるから。」 「名前、なんですか?」 「赤トラちゃん。赤いトラだから。ちゃーちゃんでも、さくらちゃんでもいいですよ」 犬の散歩する女性が、「あかとらちゃん、おはよう」 と声をかけていきました。 私は、こんな風貌の猫が大好きなんです。 以前の家付近のボス猫ワルプーや、私にとっての長男、ニャーがこのタイプ。 おばあさんと、三毛の子猫との3人家族、彼は立派に家長の風格を備えています。 2人は、ボクが守る! みたいな。 写真撮らせてもらって 「ありがとうございました」 と言って、そこを去りました。 私のバッグには、旅行に連れてきたペケ用の猫のレトルトパックの餌があって 差し出すべきか、それは失礼にあたるかずっと悩んで 結局だせなかった。 あとから、「赤トラちゃんと、ちびちゃんに!」と明るく渡せばよかったと、後悔。 だめなんですよね~。 普段おおざっぱで強引なくせに、こんなときすごく考えすぎちゃうんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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