猫学・猫論・猫日和（ねこがく　ねころん　ねこびより）

らっきょ、最近は一晩帰ってこないこともあるのですが、二晩帰って来ず。
どこで遊んでいるのかなーと思っていると、にせらっきょの姿が。

地震以来一度も見かけていなかったので心配していたのです。
「あら、久しぶり。ご飯食べる？」
いつもならこの段階で逃げるにせらっきょをそのまま見送るのですが、今日は「待ちなさいよ、じゃ外で食べたら？」と、お皿を持って庭に下りました。

にせらっきょを追っていくと、なんと庭の片隅にらっきょの姿が。目をあけたまま、動きません。
「らっきょ！？死んじゃったの！？」
慌てて抱き上げると、ぐったりしています。

急いで病院に連れて行きました。
外傷はなく、ただ脱水がひどく、腹水もたまっているとのことでした。
見回りに出たものの動けなくなって帰れなかったようです。
伝染性腹膜炎の疑いがあります。とても恐ろしい病気だそうです。
皮下点滴や利尿剤を打ってもらい、明日また診てもらうことになりました。

あのときにせらっきょを追わなければ、らっきょはあのまま庭で死んでいたでしょう。人はこんな偶然を、「奇跡」と呼ぶのでしょうね。ありがとう、にせらっきょ

地震のストレスで内臓の異状を起こしている子もいるそうです。
らっきょが大変な病気でありませんように・・・・