テーマ:猫のいる生活(139006)
カテゴリ:悲しい別れ
ナガちゃん(上・下はふっつ君)がちょっと痩せたな、と気が付いたのは、猛暑の続いていた、7月の中旬でした。 ナガちゃんは兄弟のカギ、タビに比べて顔も体も元々ちょっとほっそりしていて、性格も(兄弟の中では)比較的大人しい子でした。夕食時にお刺身やチーズの匂いで兄弟やほしこ、小さなピーコやふっつ君までもがワラワラとテーブルに集まっても、人が座ったイスの背中からちょっと顔をのぞかせてねだるような。 そのくせ甘えっこで、兄弟では唯一私の布団にもぐり込んで寝ることが多かったのです。 私はナガが布団に入ってくるたびに、「お布団猫のナガちゃんです♪」と歌って抱きしめていました。 ナガたち兄弟を保護したのは3年前の8月初め。 海岸の公園で、おそらくキャンプに来た小学生たちが途方に暮れて囲んでいた、まだ生後2~3週間の5匹の子猫たち。 車での、犬達の散歩の帰り道でした。 私は助手席で、両手を膝の上に組んで、背を丸めて子猫がこぼれないよう注意して家に連れて帰りました。 それほど小さかったのです。 子猫たちは私の腕の中で、ミニュミニュ鳴きながらモゾモゾ動いていました。 お母さんを、捜していたのだと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.11.08 20:29:21
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