ゆく年くる年
寒いです。今年は、本当に寒い。もともと寒がりの私ですが、千葉ってこんなに寒かったっけ!?と毎日思っています。加齢。。。。かなぁ。年末、ちょっと事件がこの数か月、我が家のワンズはタミー推定15歳+ケチャ&アニ姉妹推定11歳の3頭と、ほかの犬の体力に差がでてきたので(実はズルしているだけかもしれない)、二人で散歩に行くときは、私はこの3頭担当でまったり散歩。時間は1時間ちょっとであまりかわらないのですが、とにかく道草大好き、ぶらぶら大好きな3頭と熟年散歩です。で、その3頭と、漁港から住宅地に続く横道に入ったら。。。。。原っぱに、リードでつながれたワンちゃん一頭。都会の方にはわかりにくいかもしれませんが、まわりはいわゆる「原野」で、境界を示すための現場用ロープに、リードでつながれています。住宅地までは距離があるし、人通りもなし。老犬です。首輪はしていますがかなり古いです「あー、みちゃったかも。。。。」帰り道はわざとその道は通らず。おじさんと合流して「犬がつながれていた」「どこに!?」「はらっぱ。もう1時間以上前だけど」「見に行こう」いなかったらいいな、と思いましたが。。。。。いました。さっきはいきなり3頭の犬が来たので吠えましたが、今回はしっぽを振っています。家には15歳でもう散歩もしないペソという老犬がいますが、もっと歳をとっている感じ。おなかからお尻にかけて濡れていて、おしっこをしたようでした。「連れて帰ろう」車に乗せて、我が家に。餌をやって、毛布を敷いたら、ちょっと落ち着きましたが「ひんひん」と鳴きます我が家の犬たちはほとんど子犬(2~5か月)のとき保護した子たちですが、例外がクリとタミー。クリは推定2歳、タミーは推定5歳でした。人間との生活に慣れている状態で捨てられた心の痛みは想像するのも辛く(しかもそのあとクリを迷子にしてしまったことは、一生引きずるでしょう)タミーの当時の分離不安はひどく、今でも、様子を見ていると愛されていたんだろうなあ都内であの大きさ(25キロ超)で室内で飼われていたなら(捨てに来たところを、毎日犬の散歩をする人が見かけていました。都内NOのワゴンで、二日間捨て場所を探していたそうです。マットと一緒にすてられていて、当時はごみまで遺棄して、なんてひどい人!と思ったのですが、タミーが寝ていたマットなのかな)何か、事情があったのだろうなあ、飼い主さんもつらかったろうなあと、思いますさて、話がそれましたが家に帰り、まず保健所に電話です「問い合わせはないですねー。こちらから引き取りに行きますか?」「飼い主がみつからなかったら飼うつもりです。「保護しています」のページに、写真を載せていただけますか?」それがこの、上の写真。「今日中に掲載します。警察にも連絡してください」警察に電話します「飼い主がいる可能性があるので、動物病院で治療したり、あと、雌でも2か月は避妊手術はしないでください」「うちには雄犬もいますけど、みな去勢してますから大丈夫です。それに、おばあちゃんなんですよね」「え?御宅でなく、おばあさんの家にいるんですか?そこは近いですか?」「い、いえいえ、、、、、ワンちゃんが、おそらくかなりおばあちゃんなんですよ。おしっこもらしてるみたいですし」ちょっと、笑い。そして夕方,さきほどの婦警さんから電話が「ワンちゃん、探している人いました!間違いないと思います。」飼い主さんに電話して、連れていきます。連れてくるときは犬がいっぱい乗ったワゴンのすみでおとなしくしていたワンちゃん、今度はセダンの助手席に毛布を敷いて載せましたが、おりて丸まっています。何かんがえているのかな6年前クリを探しているときに、中華屋さんが間違えてほかの犬を保護してくれて迎えに行ったら違う子だったのですが、「とりあえず、連れて帰ります」と言って車にのせたときその子も老犬で、徘徊ぐせがあって、おうちの近くのイオンの駐車場にいたらしいのですが助手席から立ち上がって、ずっと、フロントガラスからの景色を見ていました。どこに連れていかれるんだろう、私はこの道を覚えていよう。おうちに帰るときのためにそんな気迫が感じられました週末で保健所が休みだったので警察にとどけておいたら、その時も、夕方に電話。30代の息子さんとお父さん。「ありがとう、ありがとう。よかった、よかった」泣きながら、連れて帰っていきました。待ち合わせ場所についたときはすでに薄暗く。私よりちょっと年配の女性でした。「余計なことをして、すみませんでした。ワンちゃん、いくつですか?」「15歳。年取っちゃったけどさー、長く飼ってればかわいいもんねー。またつないどくかもしれないけど、連れてかないでねー。いくよ、チャー!」さよなら、ちゃーちゃん。よかったねここで普通なら飼い主に再会した犬は、狂喜乱舞するのですがしないでも、おとなしくついて行って、軽トラに乗る私にも経験がありましたあんなに頭の良かったクリ行方不明になってしまった半年くらい前にも、実は散歩中にはぐれたことがありました1時間ほど探しましたがみつからず、一旦帰り、しばらくしてもう一度探しに行くと、だれかがプールの門につないでいてくれていましたいつものクリなら、いやクリでなくても普通の犬なら大喜びするはずなのにきょとん 誰?あなた「クリ、ごめんね、帰ろう」リードをもって車に向かって歩き始めると、やっとしっぽを振ったクリこのとき気が付けばよかったんですねクリはちょっとボケ始めているのだと自分も年を重ねて、犬たちも猫より丈夫で長生きな分、年を重ね・・・・・昨日の夜、階段でダダダダダ、と音が。猫が下りてくる音にしては大きすぎる。家の中にいた犬のパーラー、クック、タミーは目の前にいる????まさか、ペソ?ペソは推定15~16歳ですが、もう2年も2階からおりません。狂犬病の注射や爪切りのときだけ、むりに抱いて下におります。泣き叫びます昼間は私が2階で仕事しているのでいいのですが、深夜~明け方、バウバウ吠えるときがあります。でも、大体は「餌がない」「水がない」「トイレシーツがきたない」で、ちゃんと理由があることが多いのです。ボケているのか、耳が聞こえないのか名前を呼んでも振り向かないと獣医さんに言ったら、「耳が先か、頭が先かってことですね」といわれましたそしてそのペソ音の後、廊下を見るとペソがいます落ちたのならけがをしたかも、と思いましたが、手足を見ても、そうではないよう。あの音は、ペソがペソなりに「階段を下りた」音だったのですねもともと手足の短いペソは、階段の上がり降り、とくに降りるのは苦手で、おちるように降りていましたペソはどうして降りてきたの?ペソ、いきなり、廊下でおしっこ。・・・・・まあ、いいやお水を与える・・・・・・飲む2階に帰りたいかな?階段上れるかな?・・・・わからないペソ、どこでねんねするの?私のベッドにはパーラーベッドの下にタミーリビングにクック「ペソ、ここでねんねしたら?」とタミーの横に毛布を敷いたけどいつもは騒ぐパーラーやクックも騒がないけど(さすが犬、序列はわかる)夜中、気が付けばペソは私の部屋の前の、廊下で寝ていました。寒いかなと毛布をかけ抱いて2階へ。3年ぶりに見た、ペソの1階の姿猫たちは最近病気もせず、くるはみるみる大きくなって、やっと1月に去勢手術もうしんちゃんより大きいですさんざん逃げ回っていましたが、もう面倒くさくなったか逃げません。「おいしいもんくれー!」コールがひどいです他の猫は「ちょうだい」ですが、くるとこまちゃんは呼びに来ます。知能犯!「ちょうだい」だと、他の猫や犬に取られるとわかっているみたいです。幸い母が90過ぎても元気なので今のところ介護問題はありませんが、犬たちの姿を見ると母や自分のことまで考えなければならない年齢になってきました。サービス業のためこの年末もコロナでまさかの打撃を受けましたが、犬猫にささえられています。来年こそ、よい年になりますように今日はペソと2階で寝ようかな