主力株候補のアイデアはどこから来るのか3?
※これはブレインストーミングのための私的なメモです。特に推敲せず思い付いたままをラフに書き殴っているものなのでご了承ください。※ 今日の日記は、シリーズ「主力株候補のアイデアはどこから来るのか?」の第3弾です。未読の方は、 第1弾 第2弾 と順番にご覧下さい。 さて今日も具体的にPF上位で戦うことになる主力株候補をいつもどうやって探しているのかを自分の頭の整理のために思い付く限り書いていきます。4. ファクター投資の観点から銘柄を探す。これは以前からちゃんと認識せずに使っていたやり方だったのですが、超名著 「ファクター投資入門」 を読んでからはその有効性と概念を再認識して意図的に手法の1つに取り入れたものです。 さて、投資における「儲け」の源泉となるプレミアムのあるファクターとしては、サイズ(小型株効果)、バリュー(低PBRや低PER)、モメンタム(クロスセクショナルモメンタム、タイムシリーズモメンタム、フレッシュモメンタム)、クオリティ(収益性が高い)などがあるわけですが、ここ日本株市場ではそれに追加して配当(高配当)が有効なファクターとなることが複数の論文から示唆されています。 この配当効果は前述のファクター投資入門では「有効なファクター足りえない」、「バリューファクターやクオリティファクターへのイクスポージャーで十分に説明できる」とバッサリと切り捨てられているものですが、この数年注意深くマーケットを観察してきて、「日本株市場では明らかに効いている」と思ったので、考えを修正して自分は「配当ファクター」も以前よりは重要視するように投資哲学を修正・アップデートしています。(滝汗) さてそれでは具体的にどうしているか? これが実にアナログなのですが、自分はヤフーファイナンスの「時価総額下位」、「低PBR」、「低PER」、「配当利回り」、「年初来安値更新」の各ランキングを上位から虱潰しに見て調べるというやり方を好んで多用しています。定期的に大体それぞれの上位1000位くらいまでは見ます。経験上、この5つのランキングの複数に登場している銘柄にビッグチャンスが隠れていることが多い印象です。 後は、時価総額下位の特に50億円以下からは経験上「大化け」する子が良く出るので最重点を置いて徹底的に調べて尽くしています。確か、この「時価総額50億円以下の銘柄は統計的にハイパフォーマンスである。」ということについてはいくつか論文も出ていると思います。 更に各銘柄の「掲示板の雰囲気」もチラッと見ます。その銘柄で大きくやられていて「頭に焼きの回った」投資家が元気にキーキーと喚き散らしているようなところは要注意で勝てないことが多いです。逆に彼らがついに諦めて去り、人の気配が途絶えて投稿が無くなり静まり返っているところにチャンスが多い感じです。 主力株候補発掘のアイデアとしては、このくらいかな? 他に皆様が使っているやり方が合ったら、是非ツイッターのコメント欄で教えてください。 、、、まさかの続編へ続く。。。